5月21日(土)午前8時より、糸魚川市寺島地先において
糸魚川市では10年に1度の大規模な水防演習が実施されます。
全体では約2,500名の参加が見込まれています。
根知地区として、消防団員の他に、土嚢積訓練・避難訓練などに
20名の参加が求められています。
又、根知小学校児童も体験コーナーなどへ参加する予定です。
今後、区長さんを通じて参加をお願いする予定ですので
ご協力をお願い致します。
以下に開催要領(ポスター)を紹介します
by phy
新潟県糸魚川市の根知の情報発信! 根知各地区、根知地区振興協議会、根知地区公民館の事業・行事・活動・イベントをはじめ、根知の見どころ、スポット、概要などを紹介しています。(振興協議会事務局より)
2016年3月30日水曜日
第20回塩の道開きへのお誘い
今年も、大人気の塩の道開きが4月29日(祝・金)に開催されます。
当日8:30分より受付、9:00よろ開会式、9:30出発の予定です。集合場所は塩の道資料館です。シーサイドバレースキー場の近くです。
申し込みは4月25日までに根知地区公民館にお願いします。025-558-2002
ということで、昨日は主催の塩の道ハイキングクラブの打ち合わせがありました。
場所は、土師陶房。
会長がなにやら難しい顔しています。
(大したこと打ち合わせてないのですが)
女性陣はしろ池で振る舞う山菜の天ぷらの材料について話しています。今年は雪消えが早いのでフキノトウはもうないかもね~みたいな話です。毎年、てんこ盛りの天ぷらが大好評です。
これが食べたくて参加してますという方も多くいらっしゃいます。
一応、ここ陶房なのでちょっと見回すと
窯入れを待つ作品がたくさん並んでいます。
なかなか素敵です。
下は昨年の塩の道開きの様子です。県内各地から大勢の参加があります。お隣、富山県などからの参加もあります。例年、新聞にも載せていただいてます。
しろ池のほとりでオカリナ演奏
今年もいいお天気になればいいですね。
by nechiko
当日8:30分より受付、9:00よろ開会式、9:30出発の予定です。集合場所は塩の道資料館です。シーサイドバレースキー場の近くです。
申し込みは4月25日までに根知地区公民館にお願いします。025-558-2002
ということで、昨日は主催の塩の道ハイキングクラブの打ち合わせがありました。
場所は、土師陶房。
会長がなにやら難しい顔しています。
(大したこと打ち合わせてないのですが)
女性陣はしろ池で振る舞う山菜の天ぷらの材料について話しています。今年は雪消えが早いのでフキノトウはもうないかもね~みたいな話です。毎年、てんこ盛りの天ぷらが大好評です。
これが食べたくて参加してますという方も多くいらっしゃいます。
一応、ここ陶房なのでちょっと見回すと
窯入れを待つ作品がたくさん並んでいます。
なかなか素敵です。
下は昨年の塩の道開きの様子です。県内各地から大勢の参加があります。お隣、富山県などからの参加もあります。例年、新聞にも載せていただいてます。
大ザイの神でのテープカット
しろ池のほとりでオカリナ演奏
新緑のブナ林がまぶしすぎ!
今年もいいお天気になればいいですね。
by nechiko
2016年3月25日金曜日
横浜国立大学によるミニ根知報告会がありました
3月21日、根知地区公民館において横浜国立大学工藤研究室のミニ根知報告会がありました。「ミニ根知」とは、昨年の8月に開催された都市と農村の交流を目的としたミニ体験プログラムです。
まず、工藤教授から、「ミニ根知宣言」について。
その後、ゼミ生からもそれぞれ報告がありました。
最後にワークショップで班ごとに分かれて今年の夏に行われるミニ根知プログラムの計画について検討しました。
計画の検討もなかなか楽しくて、今年のミニ根知は受け入れ側としてもとても楽しみです。やはりこうやって多くの人に根知と関わってもらい、根知と繋がりを持ってもらうことが大切だと感じました。今年も楽しいプログラムを用意して根知を楽しんでもらえれば私たち自身も元気が出る気がします。
参加者皆で記念撮影。
報告会が終わった後は、地元くびるの会さんとみはらし荘さんの手料理で懇親会をしました。こういう手作りのおもてなしが出来るって田舎のいいところだと思います。
横浜国立大学さんとはまだしばらくお付き合いが続きそうです。よろしくお願いします。
尚、ミニ根知のDVDもあります。見たい方は根知地区公民館へ。
by nechiko
まず、工藤教授から、「ミニ根知宣言」について。
その後、ゼミ生からもそれぞれ報告がありました。
最後にワークショップで班ごとに分かれて今年の夏に行われるミニ根知プログラムの計画について検討しました。
計画の検討もなかなか楽しくて、今年のミニ根知は受け入れ側としてもとても楽しみです。やはりこうやって多くの人に根知と関わってもらい、根知と繋がりを持ってもらうことが大切だと感じました。今年も楽しいプログラムを用意して根知を楽しんでもらえれば私たち自身も元気が出る気がします。
参加者皆で記念撮影。
報告会が終わった後は、地元くびるの会さんとみはらし荘さんの手料理で懇親会をしました。こういう手作りのおもてなしが出来るって田舎のいいところだと思います。
横浜国立大学さんとはまだしばらくお付き合いが続きそうです。よろしくお願いします。
尚、ミニ根知のDVDもあります。見たい方は根知地区公民館へ。
by nechiko
2016年3月24日木曜日
根知振興協議会ニュース 2016年3月号(No.24) 発行しました!
根知振興協議会ニュース第24号を発行しました。
※根知地区全戸に配布されます。
根知の未来を考える会の活動報告!
根知小学校6年生インタビュー(*^。^*)
老人会代表の方々座談会も!!
電子版(カラー版です)はこちらからご覧ください。
↓
電子版_201603号_根知振興協議会ニュース
みなさんのご意見、ご要望を是非お聞かせください(*^。^*)
事務局:根知地区公民館内
025-558-2002
nechiko@city.itoigawa.niigata.jp
※根知地区全戸に配布されます。
根知の未来を考える会の活動報告!
根知小学校6年生インタビュー(*^。^*)
老人会代表の方々座談会も!!
電子版(カラー版です)はこちらからご覧ください。
↓
電子版_201603号_根知振興協議会ニュース
みなさんのご意見、ご要望を是非お聞かせください(*^。^*)
事務局:根知地区公民館内
025-558-2002
nechiko@city.itoigawa.niigata.jp
2016年3月23日水曜日
お隣!小滝のミャンマー技能実習生研修所!
3月23日(水)、小滝公民館で行われているミャンマー研修生の講義の様子を取材しました。
現在30名以上の若者たちが熱心に日本語や日本の生活習慣の講義を受けています。
講義は小滝地区公民館の2階です。
入り口には「人の道」7条が書かれた紙が貼られています。
広間の中は熱気に包まれていました。
日本語の勉強中心に、日本の生活習慣やビジネスマナー。電車やバスの乗り方など、幅広く。
3週間後に実際に仕事を始めていくうえで必要な情報を得ていきます。
講義の合間の休憩で少しお話し。
研修生のみなさんはほとんどが20代。
食事は自炊、共同生活のなかでがんばっているそうです。
ミャンマーは仏教国。朝晩の2回、心を込めた礼拝もされているそうです。
休憩が終わるころ、講義の見学から失礼して1階へ。
公民館の館長さんや副主事さんからもお話しをおききしました。
地元の方々もイキイキとして楽しそうにサポートされていて、研修生との時間を楽しみに公民館に来られる方も多いとのこと。
また、研修生も小滝での生活を楽しみ、巣立った研修生の中で小滝会が発足して、集まったりしているそうです。
新しい流れが生まれ始めています。
記事:集落支援員(近藤)
現在30名以上の若者たちが熱心に日本語や日本の生活習慣の講義を受けています。
講義は小滝地区公民館の2階です。
入り口には「人の道」7条が書かれた紙が貼られています。
広間の中は熱気に包まれていました。
日本語の勉強中心に、日本の生活習慣やビジネスマナー。電車やバスの乗り方など、幅広く。
3週間後に実際に仕事を始めていくうえで必要な情報を得ていきます。
1週間先に就職先に向かう男性5名は、別内容の集中講義中でした。がんばってください!
今日は根知からイワナ養殖場の山本さんはじめ3名が訪問。講義の合間の休憩で少しお話し。
研修生のみなさんはほとんどが20代。
食事は自炊、共同生活のなかでがんばっているそうです。
ミャンマーは仏教国。朝晩の2回、心を込めた礼拝もされているそうです。
休憩が終わるころ、講義の見学から失礼して1階へ。
公民館の館長さんや副主事さんからもお話しをおききしました。
地元の方々もイキイキとして楽しそうにサポートされていて、研修生との時間を楽しみに公民館に来られる方も多いとのこと。
また、研修生も小滝での生活を楽しみ、巣立った研修生の中で小滝会が発足して、集まったりしているそうです。
新しい流れが生まれ始めています。
記事:集落支援員(近藤)
大神堂に交流体験施設 「一燈塾」(いっとうじゅく)誕生!
5月連休明け頃より、大神堂の一軒家にて林業、山の生活、薪ストーブ、等々。生きる智慧の講座・体験交流施設がオープンします。素泊まり歓迎!多くの方々が自由に集う場に、とのことです。是非一度おいでください!(^^)
光の入り方がとてもやさしい、落ち着くお家。
集まった塾生たち、遊びに来た老若男女がワイワイお話しできるスペースも十分。
面白そうな本がびっしりの本棚も。
気軽に立ち寄ってゆっくりしていける場所にもなりそうです。
赤野さんにお話しをお聞きしました。
・名前は「一燈塾」。
・林業塾を5月連休明けから始める予定。
・内容は案としては2日間。例えば以下のような感じで。
→1日目は総論(植林、育林、伐採、造材、製材、建築、木工)。懇親会。宿泊はここで。
→2日目は一日現場。木のみかた、切り方。木の活かし方。
・料金は2日間で、これも例えばの案だけれど、講義代が2,000円、素泊まり代が2,000円。食事は各自(塩の道温泉や歩荷茶屋、近くに食べられるところがいくつもあるからね)。
・プロだけでなく、全くの素人でも楽しめる内容の塾内容も検討している。
・炭焼きや薪ストーブの実際、についての講義もしたい。
・山の生活、山菜取りの方法、子供が思いっきり楽しめる内容も。
・「大木をきってみませんか?」といった声かけをしてみたいね。
・他のプロ(陶芸、木工、写真、絵、等々)の塾をやってもらってもいいし、集会にも使ってほしい。
場所は県道から大神堂に入ってT字路を右に行ってすぐのお家。
2階には数人がとまれる部屋が2つ。鍵もかかります。光の入り方がとてもやさしい、落ち着くお家。
集まった塾生たち、遊びに来た老若男女がワイワイお話しできるスペースも十分。
面白そうな本がびっしりの本棚も。
気軽に立ち寄ってゆっくりしていける場所にもなりそうです。
赤野さんにお話しをお聞きしました。
・名前は「一燈塾」。
・林業塾を5月連休明けから始める予定。
・内容は案としては2日間。例えば以下のような感じで。
→1日目は総論(植林、育林、伐採、造材、製材、建築、木工)。懇親会。宿泊はここで。
→2日目は一日現場。木のみかた、切り方。木の活かし方。
・料金は2日間で、これも例えばの案だけれど、講義代が2,000円、素泊まり代が2,000円。食事は各自(塩の道温泉や歩荷茶屋、近くに食べられるところがいくつもあるからね)。
・プロだけでなく、全くの素人でも楽しめる内容の塾内容も検討している。
・炭焼きや薪ストーブの実際、についての講義もしたい。
・山の生活、山菜取りの方法、子供が思いっきり楽しめる内容も。
・「大木をきってみませんか?」といった声かけをしてみたいね。
・他のプロ(陶芸、木工、写真、絵、等々)の塾をやってもらってもいいし、集会にも使ってほしい。
まずはやってみよう!の精神での大変魅力的な試み。大注目です!(*^_^*)
記事:集落支援員(近藤)
集落支援員活動報告(広報「根知振興協議会ニュース」補足版)
集落支援員 近藤 活動の総まとめ(補足追加版)
※根知情報発信ブログでは、根知広報誌の2月号、3月号をベースに、スペースの都合で省略している内容等を補足したものです。よろしくお願いします(^^)。
私の活動も間もなく3年となり、この3月末で退任することになりました。皆様には本当に言葉では表しきれない程お世話になり、心より感謝申し上げます。今月と来月号で活動の総まとめをいたします。まだまだ根知についてわからないことだらけですが、だからこそ見える点もあろうと、本音の活動報告です。
① 今の世の中全体と中山間地の様子
それにしても、世の中本当に「お膳立て」「先回り」社会ですね。本物の経験や失敗ができない、情報に溢れ受け身の生活。そして「お金」社会。便利・効率・競争至上主義の世の中です。都市部だけでなく糸魚川も例外ではありませんでした。私といえば、日々の生活に追われ、家族で過ごす時間も少ない。60代より若い世代は70代以上の方々に比べ人間力が弱まっているようにも感じます(認めたくないですが…)。今の流れで行くと、中山間地が立ち直ることは難しいでしょう。経済中心のルールではない、それを超えた中山間地らしい生き方が必要な時代にきていると思います。
② 根知をみてきて
ここ根知は地理・自然環境は申し分ない魅力があり、揃っています。地域活動も50年以上前から活発で、青年団活動も熱意に満ちていましたね(「団報」熟読しました)。
人も魅力的です。お一人おひとりにドラマがあります(過去にごく一部ですがインタビュー記事で紹介しました)。若者も少なくありません。本当は今の課題なんか吹き飛ぶ力があると思います。だけれども中山間地の課題を根知も抱えています。
集落を見てみましょう。根小屋、東中は「眠れる獅子だなぁ」と感じてきました(秋祭りでその本来の力を垣間見られますが)。山寺の伝統を維持する目に見えない域の迫力。和泉の常会の半数が次世代(若い)というバランスの良さ。上町屋のユニークな集落運営とアメリカ的(?)な活発な議論。他の集落もみんな特徴的で魅力的です(ここで紹介できないのが残念です)。なぜ今の根知の課題が存在するのか?
やっぱり根知は大きく、広い。3年間の活動で感じた事の一つは「地域の情報が一人ひとりの心に届いていない」ことでした。今、意識的に「つながる」ことが必要なのだと感じます。
これからの根知のために鍵(キー)になるのは、
③ 今の根知に必要なこと
根知でお聞きしたお話しの中に、実行すればどんどん地域が良くなる「魔法の3事項」があります。
①自主自立
【補足】自分たちが生きる地域は自分たちで運営する、お金ではなく自分たちの汗と時間で手の届くレベル、身の丈の活動から地道にやっていく、ということは(大変でも)本当は非常に面白くて楽しいことなんだろうと感じてきました。自分が住んでいて楽しい、毎日朝起きるのが待ち遠しい、という地域を目指して日々活動していくこと、そういうところからも自主自立につながっていくのではないかと、これから地元でも活動していこうと思っています。
②全員参加
【補足】全員参加というのは、集落や地域全体の集まり、総会などで参加メンバー全員が集まって決定すれば「全員参加」とは言えません。何か大きなことを決めるときに「賛成の人は手をあげて(拍手して)ください」といって多数決で決めるというのは大きな落とし穴となる場合があります。もしかしたら声の大きな人、強引な人の目を気にして手を挙げている人がいるかもしれません。地域の中の様々な事情での「弱い立場の人」への配慮も必要です。その地域、集落にとって重要なことを決めるときは、無記名での賛成・反対記入による投票など、工夫が必要不可欠です。私は実際に根知だけでなく他の地域でも、このような配慮があるかどうかで地域運営が成功、失敗している例を何度かみてきました。
③地域情報全員共有
【補足】地域情報の共有というとき、2点注意する必要があると思います。一つは「情報を持っている立場の人は、持っていない人の立場が分かりにくい」ということ。実際の現場で「このことは別に公開する(共有する)必要はないね」といった判断がされますが、それは知らされていない人が判断すべきことかもしれません。可能な限り集落、地域の範囲であれば情報は取捨選択せずオープンに全員で共有するべきです。そうしないと自発的、内発的な地域への関心や行動が生まれません。※不要なら受け手が無視すればいいでしょう。人によって必要とする情報は多様です。二点目は情報の質です。表面的な「○○がありました」といった情報をいくら流しても地域運営の改善、活性化にはつながっていきません。客観的な事実はもちろん大切で、そこを正直に本当の内容を共有することは必須条件ですが、それとは別にそこに住む人の思い・気持ちが共有されないと「つまらない情報」になってしまうことがあります。広報誌を2年かかわって痛感しました。「生きている情報」を全員で共有すること、がとても大切です。
そしてどれだけ技術が発達しても、いつの時代でも、「直接会って心から話し合うこと」が生きる上で必須だということも。
【補足】実際に会って生で話すことは本当に必要ですが一点注意すべきことがあります。実は、根知に限らず他の地域でも、今現在、本当にたくさんの集まりが日々行われています。ただそこで話される中身が問題です。事務的なこと、毎回決まりきったこと、表面的なことが多いのではないでしょうか。気を付ける必要があるのは、よくやられているワークショップなども短期的な問題の分析解決の方法を決めるのには有効ですが、「これからの地域をどうするか」といった人の本質に触れる必要のある、時間をかけて深く掘り下げた着地点が必要な問題、話題に対しては効果が少ないことがほとんどです(実際いやというほどみてきました)。それにそのような問題に対して、ワークショップでは時間が少なすぎることと自発的ではない話し合いが多いという傾向もあります。「心から話し合うこと」とは人が自身の内面の本音の部分を自発的、内発的に出して、議論を避けずに徹底的に(時間を気にせず)、心から解決したいことを話し合う場、時間のことではないでしょうか。
では根知で「具体的」には何を?私からのご提案は
「集落全世帯による月一回定例会に、世帯代表以外の方も参加する」
ことです。中学生以上(小学生もOK)は世帯で何人でも参加してみてほしいです。そして、この定例会(常会)が「自分たちのことは自分たちでやる。できなければできるための行動を」(自主自立)。「様々な立場の同じ集落の人たちが平等に参加でき」(全員参加)。女性も若者も「みんなで集落、根知の本当の姿を知る」(地域情報全員共有)ことから変化が起こると思います(それはいずれ素敵な変化に繋がると思います)。
※定例会がない集落は組単位でまずは実施してみてはいかがでしょうか。また、少人数集落(区長選出困難等)は他の集落との共働運営も具体的に視野に入れていく必要がでてきています。
振興協議会や地域づくりのメンバーも、各集落定例会に足を運び、お一人おひとりの声を「直接」きいてみると新たな発見があるかもしれません。
さて、私は4月よりNPO法人(社会的企業)設立に向けた活動をします。1日の仕事は6時間以内。朝夕は田畑、家族との時間、地域活動をしていける会社・しくみを目指します。それは街中ではなく中山間地になくてはいけません。相当無茶ですが、できるまで挑戦したいと思います。(想いはキャンドルロードで学びました(^^))。ご興味のある方、ご一緒にいかがですか?
この3年間の活動で根知の多くの方々と、簡単には切れない心のつながりができました。一生の財産です。そして4月以降も、新しい活動の中で、どうか根知の皆さんとお付き合いを続けさせていただければ、と思っています。
新しい集落支援員さんは4月中旬から活動予定です。(私同様)最初の1年間は試行錯誤ばかりで目に見えた活動はできないかもしれません。どうぞ長い目で見守っていただければ幸いです(私も引継ぎで時々一緒に行動予定)。
2年間続いたこのコラムもいよいよ最後になりました。皆様 本当にありがとうございました。そして根知がますます素敵な地域となりますよう、心より願っております。(完)
記事:集落支援員(近藤)
※根知情報発信ブログでは、根知広報誌の2月号、3月号をベースに、スペースの都合で省略している内容等を補足したものです。よろしくお願いします(^^)。
私の活動も間もなく3年となり、この3月末で退任することになりました。皆様には本当に言葉では表しきれない程お世話になり、心より感謝申し上げます。今月と来月号で活動の総まとめをいたします。まだまだ根知についてわからないことだらけですが、だからこそ見える点もあろうと、本音の活動報告です。
① 今の世の中全体と中山間地の様子
それにしても、世の中本当に「お膳立て」「先回り」社会ですね。本物の経験や失敗ができない、情報に溢れ受け身の生活。そして「お金」社会。便利・効率・競争至上主義の世の中です。都市部だけでなく糸魚川も例外ではありませんでした。私といえば、日々の生活に追われ、家族で過ごす時間も少ない。60代より若い世代は70代以上の方々に比べ人間力が弱まっているようにも感じます(認めたくないですが…)。今の流れで行くと、中山間地が立ち直ることは難しいでしょう。経済中心のルールではない、それを超えた中山間地らしい生き方が必要な時代にきていると思います。
② 根知をみてきて
ここ根知は地理・自然環境は申し分ない魅力があり、揃っています。地域活動も50年以上前から活発で、青年団活動も熱意に満ちていましたね(「団報」熟読しました)。
人も魅力的です。お一人おひとりにドラマがあります(過去にごく一部ですがインタビュー記事で紹介しました)。若者も少なくありません。本当は今の課題なんか吹き飛ぶ力があると思います。だけれども中山間地の課題を根知も抱えています。
集落を見てみましょう。根小屋、東中は「眠れる獅子だなぁ」と感じてきました(秋祭りでその本来の力を垣間見られますが)。山寺の伝統を維持する目に見えない域の迫力。和泉の常会の半数が次世代(若い)というバランスの良さ。上町屋のユニークな集落運営とアメリカ的(?)な活発な議論。他の集落もみんな特徴的で魅力的です(ここで紹介できないのが残念です)。なぜ今の根知の課題が存在するのか?
やっぱり根知は大きく、広い。3年間の活動で感じた事の一つは「地域の情報が一人ひとりの心に届いていない」ことでした。今、意識的に「つながる」ことが必要なのだと感じます。
これからの根知のために鍵(キー)になるのは、
- 毎月の全世帯が集まる集落常会…6集落に残る(他地域では珍しい)「全世帯が集まる月一回定例会」
- 老人会…他地区ではどんどん解散してなくなっているけれど根知では3つも残っている老人会。
- 根知が誇る実力グループ・団体…外から見たら大変に見えるけれど、メンバーは楽しくてやっている「人の集まりの本質」が詰まった「キャンドルロード」(実行委員会)やベルリングガールズ、チーム姫川さんや「もうけ」目的ではなく「集まって楽しくのんびり」をモットーに10年以上の実績が続く(草刈り等を中心の)超実力集団「ほたる会」などの本当に多様なグループ・団体。伝統文化を守り受け継ぐ「ふるさと忘れぬとも」(石場かち保存)や「盆踊り保存会」。ほかにもたくさん活動しているグループ、団体があります。これだけの数存在することは本当に特別な地域です。
③ 今の根知に必要なこと
根知でお聞きしたお話しの中に、実行すればどんどん地域が良くなる「魔法の3事項」があります。
①自主自立
【補足】自分たちが生きる地域は自分たちで運営する、お金ではなく自分たちの汗と時間で手の届くレベル、身の丈の活動から地道にやっていく、ということは(大変でも)本当は非常に面白くて楽しいことなんだろうと感じてきました。自分が住んでいて楽しい、毎日朝起きるのが待ち遠しい、という地域を目指して日々活動していくこと、そういうところからも自主自立につながっていくのではないかと、これから地元でも活動していこうと思っています。
②全員参加
【補足】全員参加というのは、集落や地域全体の集まり、総会などで参加メンバー全員が集まって決定すれば「全員参加」とは言えません。何か大きなことを決めるときに「賛成の人は手をあげて(拍手して)ください」といって多数決で決めるというのは大きな落とし穴となる場合があります。もしかしたら声の大きな人、強引な人の目を気にして手を挙げている人がいるかもしれません。地域の中の様々な事情での「弱い立場の人」への配慮も必要です。その地域、集落にとって重要なことを決めるときは、無記名での賛成・反対記入による投票など、工夫が必要不可欠です。私は実際に根知だけでなく他の地域でも、このような配慮があるかどうかで地域運営が成功、失敗している例を何度かみてきました。
③地域情報全員共有
【補足】地域情報の共有というとき、2点注意する必要があると思います。一つは「情報を持っている立場の人は、持っていない人の立場が分かりにくい」ということ。実際の現場で「このことは別に公開する(共有する)必要はないね」といった判断がされますが、それは知らされていない人が判断すべきことかもしれません。可能な限り集落、地域の範囲であれば情報は取捨選択せずオープンに全員で共有するべきです。そうしないと自発的、内発的な地域への関心や行動が生まれません。※不要なら受け手が無視すればいいでしょう。人によって必要とする情報は多様です。二点目は情報の質です。表面的な「○○がありました」といった情報をいくら流しても地域運営の改善、活性化にはつながっていきません。客観的な事実はもちろん大切で、そこを正直に本当の内容を共有することは必須条件ですが、それとは別にそこに住む人の思い・気持ちが共有されないと「つまらない情報」になってしまうことがあります。広報誌を2年かかわって痛感しました。「生きている情報」を全員で共有すること、がとても大切です。
そしてどれだけ技術が発達しても、いつの時代でも、「直接会って心から話し合うこと」が生きる上で必須だということも。
【補足】実際に会って生で話すことは本当に必要ですが一点注意すべきことがあります。実は、根知に限らず他の地域でも、今現在、本当にたくさんの集まりが日々行われています。ただそこで話される中身が問題です。事務的なこと、毎回決まりきったこと、表面的なことが多いのではないでしょうか。気を付ける必要があるのは、よくやられているワークショップなども短期的な問題の分析解決の方法を決めるのには有効ですが、「これからの地域をどうするか」といった人の本質に触れる必要のある、時間をかけて深く掘り下げた着地点が必要な問題、話題に対しては効果が少ないことがほとんどです(実際いやというほどみてきました)。それにそのような問題に対して、ワークショップでは時間が少なすぎることと自発的ではない話し合いが多いという傾向もあります。「心から話し合うこと」とは人が自身の内面の本音の部分を自発的、内発的に出して、議論を避けずに徹底的に(時間を気にせず)、心から解決したいことを話し合う場、時間のことではないでしょうか。
では根知で「具体的」には何を?私からのご提案は
「集落全世帯による月一回定例会に、世帯代表以外の方も参加する」
ことです。中学生以上(小学生もOK)は世帯で何人でも参加してみてほしいです。そして、この定例会(常会)が「自分たちのことは自分たちでやる。できなければできるための行動を」(自主自立)。「様々な立場の同じ集落の人たちが平等に参加でき」(全員参加)。女性も若者も「みんなで集落、根知の本当の姿を知る」(地域情報全員共有)ことから変化が起こると思います(それはいずれ素敵な変化に繋がると思います)。
※定例会がない集落は組単位でまずは実施してみてはいかがでしょうか。また、少人数集落(区長選出困難等)は他の集落との共働運営も具体的に視野に入れていく必要がでてきています。
振興協議会や地域づくりのメンバーも、各集落定例会に足を運び、お一人おひとりの声を「直接」きいてみると新たな発見があるかもしれません。
さて、私は4月よりNPO法人(社会的企業)設立に向けた活動をします。1日の仕事は6時間以内。朝夕は田畑、家族との時間、地域活動をしていける会社・しくみを目指します。それは街中ではなく中山間地になくてはいけません。相当無茶ですが、できるまで挑戦したいと思います。(想いはキャンドルロードで学びました(^^))。ご興味のある方、ご一緒にいかがですか?
この3年間の活動で根知の多くの方々と、簡単には切れない心のつながりができました。一生の財産です。そして4月以降も、新しい活動の中で、どうか根知の皆さんとお付き合いを続けさせていただければ、と思っています。
新しい集落支援員さんは4月中旬から活動予定です。(私同様)最初の1年間は試行錯誤ばかりで目に見えた活動はできないかもしれません。どうぞ長い目で見守っていただければ幸いです(私も引継ぎで時々一緒に行動予定)。
2年間続いたこのコラムもいよいよ最後になりました。皆様 本当にありがとうございました。そして根知がますます素敵な地域となりますよう、心より願っております。(完)
記事:集落支援員(近藤)
シーサイドバレースキー場の営業運転が終わりました
3月21日を以てシーサイドバレースキー場の営業運転が終わりました。
記録的な少雪のシーズンとなってしまい、
スキー場にとっては、最後まで雪不足状態でした。
社長を先頭に関係の皆さんが一生懸命に努力して
当初の予定通りに営業運転を続けたことに
敬意と感謝を表します。
お蔭様で、多くの人達がスキーを楽しむことができました。
お疲れ様でした。
春の息吹を感じさせるスキー場周辺の写真を紹介します。
記録的な少雪のシーズンとなってしまい、
スキー場にとっては、最後まで雪不足状態でした。
社長を先頭に関係の皆さんが一生懸命に努力して
当初の予定通りに営業運転を続けたことに
敬意と感謝を表します。
お蔭様で、多くの人達がスキーを楽しむことができました。
お疲れ様でした。
春の息吹を感じさせるスキー場周辺の写真を紹介します。
第1ゲレンデ フキノトウが出ています |
第1ゲレンデ |
第1リフト降り場 |
第2リフトと第2ゲレンデ |
第2リフトと第2ゲレンデ |
第2リフト横の非圧雪ゾーン |
第2リフト横の非圧雪ゾーン |
今季名残のスキーを楽しんでいます |
2016年3月20日日曜日
エマさんコラムVol.07 「春よ、来い」
春よ、来い
先月は東南アジアに行って来て、コラムを休ませていただきました。旅行がとても楽しかったですが
、家に帰ったときにはホッとしました。寒さも和らげ、雪も溶け、ふきのとうも出始め、春先を楽しんでいます。(他の山菜も楽しみたいですが、実はふきのとうしか識別できません…)
さて、最近は根小屋区の総会、そして「根知の未来を考える会」に参加しました。近所の多くの人々とは顔さえ合わせなかった都会で長く暮らした私から見ては、こちらの絆の強さにいつも感動します。様々な課題に直面しているのは間違いありませんが、みんなで力や知性を合わせて、きっと解決できるでしょう。
Emma Parker (エマ・パーカー)
前(^o^)→エマさんコラムVol.06 「真冬の楽しみ方」
先月は東南アジアに行って来て、コラムを休ませていただきました。旅行がとても楽しかったですが
、家に帰ったときにはホッとしました。寒さも和らげ、雪も溶け、ふきのとうも出始め、春先を楽しんでいます。(他の山菜も楽しみたいですが、実はふきのとうしか識別できません…)
さて、最近は根小屋区の総会、そして「根知の未来を考える会」に参加しました。近所の多くの人々とは顔さえ合わせなかった都会で長く暮らした私から見ては、こちらの絆の強さにいつも感動します。様々な課題に直面しているのは間違いありませんが、みんなで力や知性を合わせて、きっと解決できるでしょう。
Emma Parker (エマ・パーカー)
前(^o^)→エマさんコラムVol.06 「真冬の楽しみ方」
2016年3月17日木曜日
根知地区の皆さんへ テレビ映像が見えなくなったことのお詫びと報告
3月14日(月)夕方から夜にかけてテレビの映像が見えなくなったことについて、
市役所総務課よりお詫びと原因の報告がありましたので以下に記載します。
H23年にテレビ用とインターネット用の光ケーブルの中継局を郵便局下に設置した。
H26年に旧根知小学校校舎の取壊しに際し、体育館への電力を中継局から供給するようにした。
今回は、東北電力との契約変更中に起きた単純ミスであった。
根知地区の皆さんに多大なご迷惑をおかけしたことについてお詫びするとともに
2度とこのようなことないように東北電力と対応中であります。
根知振興協議会 吉垣 正
2016年3月15日火曜日
だんごまき。
3月13日(日)、山寺地区にある「金蔵院」にて「だんごまき」行事が行われました。
これは、仏教の教えを初めて世の人々にお示しになったお釈迦様との永遠のお別れを悲しみをお釈迦様のご遺徳を偲ぶ行事だそうです。昔は根知谷でも何か所かで行っていたのですが最近はここだけになってしまったようです。
読経に続いて中村栄美子さんによる「紙芝居」がありました。
子供たちも真剣に聞いています。
最後におだんごがまかれます。
このおだんごは山寺地区のみなさん10人がかりで作られたそうです。米粉を丸めて蒸したものです。
帰り道、春の匂いを感じました。もうじきこの地区にも待ちに待った春がやってきます。
by nechiko
これは、仏教の教えを初めて世の人々にお示しになったお釈迦様との永遠のお別れを悲しみをお釈迦様のご遺徳を偲ぶ行事だそうです。昔は根知谷でも何か所かで行っていたのですが最近はここだけになってしまったようです。
読経に続いて中村栄美子さんによる「紙芝居」がありました。
子供たちも真剣に聞いています。
最後におだんごがまかれます。
このおだんごは山寺地区のみなさん10人がかりで作られたそうです。米粉を丸めて蒸したものです。
帰り道、春の匂いを感じました。もうじきこの地区にも待ちに待った春がやってきます。
by nechiko
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