2015年7月31日金曜日

駅前根知カフェ♪準備完了♪

おまんた祭り前夜祭会場に、根知カフェブース出店です(^^)v無料コーヒーを飲みに来てください♪
根知の笹寿司、おててこ米、ブルーベリージャム、土師焼き等の販売もあります!!

根知のお七夕がテレビ放映されます。

明日、8月1日(土)UXテレビ「まるどり」(午前9時30分~)で根知のお七夕が紹介されます。
ぜひ、ご覧ください!

2015年7月30日木曜日

根知カフェにナスジャム登場♪

今日の根知カフェに、ナスジャムが届きました♪まだ試作段階ですが、ナスの香を残しながらも、美味しいジャムです♪

2015年7月29日水曜日

地方創生総合戦略♪

今日は、地方創生総合戦略の根知地区懇談会でした!!特に女性の参加者が多く、笑い声の絶えないワークショップとなりました!!参加して頂いた皆さんに感謝です♪
明日の根知カフェでは、今日の話題が沢山聞けそうです(^^)v

2015年7月28日火曜日

今日の根知カフェ

今日は、お菓子やマッキビ(トウモロコシ)、さつまいもの差し入れがありました!!
新しい顔ぶれも増えてきています!!

2015年7月27日月曜日

根知振興協議会ニュース 2015年7月号(No.16) 発行しました

根知振興協議会ニュース第16号を発行しました。
※根知地区全戸に配布されます。

電子版(カラー版です)はこちらからご覧ください。

電子版_201506号_表_根知振興協議会ニュース
電子版_201506号_裏_根知振興協議会ニュース

今月は追加版もあります。

電子版_201507号_追加版_インタビュー特集


みなさんのご意見、ご要望をお聞かせください(^^)!

事務局:根知地区公民館内
025-558-2002
nechiko@city.itoigawa.niigata.jp

2015年7月25日土曜日

皆さんにインタビュー 201507-② 根知在住:女性(30代)

※以下、振興協議会ニュース2015年0725号の追加版記事の内容を掲載しています。

インタビュー②
根知在住:女性(30代)
学生・社会人として東京・埼玉に住んだ後、昨年戻られて1年が経つ方に感想をお聞きしました。
---根知に戻ってきて一番の印象は
一番は四季がはっきりあること。春…田植え、土、カエル、夏…ホタル、秋…稲刈り、冬…雪。当たり前だと思っていたこの「四季」が本当はあたりまえじゃないということが一番実感すること。これは実は宝物なんだと思う。東京などにいる同級生の中では、虫やカエルが嫌だ、雪が嫌だということで「帰りたくない」人もいる。「帰りたい」という人の中には、仕事の都合、家を買った、結婚を予定している、等で帰れない人もいる。
それと「しつけ」。子供の頃、掃除すること、道や家の周りをきれいにすること、ちらかさない、など親だけでなく近所の人からも教えられた。そういう「しつけ」の部分、当たり前の部分が東京では当たり前ではない。そのあたりも根知のほうがいいな、と思った。
東京ではやはり「自分が良ければいい」という風潮も多い。一緒に協力して日々の生活を過ごすということも根知のようにあたりまえではない。それに方言も好き。ほっと安心する。
テレビや本などで「都会と田舎のちがい」「田舎の良さ」をきいてきたが、今「本当にそうだな」と実感している。

---要望、こうすればもっといいのに、という所は
一言でいうと「街中で顔が見えない」。バスや電車を使う人が少なくてみんな車。なので根知でも糸魚川でも道端やあちらこちらに人がいない。自分は歩くのが好き。だけどバスや電車を使うためには、その時刻表を意識しないと利用は難しい。行事では、電車・バスの時刻を意識したスケジュールだといいのではないか。
そして、なんといっても、今一番つらいのは、夜仕事終わって仲間と飲めないこと。「あ~仕事終わった。一杯飲んでいきたい!」と思っても、電車、バスの時間が早すぎて安心してゆっくり飲めない。仕事帰りに仲間、友人と飲んで、夜遅くてもお酒を楽しめるような地域だとうれしい。

---根知でも若い世代が街に出ていく。どうしてでしょうか
ひとつは子供の教育環境ではないか。自分が根知小学校のころは一クラス20人以上いたが、自分の子供には同級生がいるだろうか…と思うと、(将来子供が出来たら)大勢いる学校に通わせたいと思ってしまう。
もう一つは三世代同居の難しさもあるのではないか。
個人的には、自分は歩いたり自転車での生活(買い物や子供の通学等)が可能な所で住みたいと望んでいる。なので街に住みたいという動きも理解できる。

---移住者の受入についてはどう思いますか。賛成ですか
私は積極的に受け入れていいと思う。トラブルも、それはそれで新しい風、一つの変化だと思う。それでお互いに新たな気づきがあるのではないか。そういうことがこれから必要なのではないか。

---ベルリングガールやキャンドルロード、チーム姫川(綱引き)など、「楽しむ」グループはなぜ続いているのか
ベルリングガールの場合は、リーダーや中心メンバーがポジティブな考え方をしていることではないか。同じ事にも、ポジティブな見方をしてやるか、「義務」「必要だから」といった考え方でやるかで、モティベーションも継続性も変わる。それに、みんなで集まっておしゃべりすること自体が楽しい。

---最近は引きこもりがちな若者が多いと言われるが
同じ世代の横のつながりが少ないような気がする。根知では高校卒業するとパッと散る感じなので、一人で根知に戻ってきてもなかなか会う場も人もいない。若者同士が繋がれる場がもっとあるといいと思う。

-----以上-----
※一番の要望は「仕事帰りに飲める環境」。移住でのトラブルも「新しい風」。何度も唸りました。やはり地域づくり活動は、若い世代の発想、力が必要なんだと感じた次第です。
聞き手:集落支援員(近藤)

※集落取材やインタビューについてのご意見をいただければ幸いです。事務局(公民館内)まで。

皆さんにインタビュー 201507-① 渡辺酒造店六代目渡辺吉樹さん

※以下、振興協議会ニュース2015年0725号の追加版記事の内容を掲載しています。

インタビュー①
渡辺吉樹さん
素材へのこだわり(根知谷産100%の酒米、水)、米収穫年や産地のラベル明記、自社栽培。次々と新しい試みを続ける渡辺酒造店六代目の渡辺吉樹さんにお話しを伺いました。
---まず、「これだけは言いたい」ということをお願いします。
一番大事なことは根知に住む一人ひとりが「自分が何をしたいのか」「ここでずっと暮らしたいのか」「子供にはどうしてほしいのか」を考え明らかにすること。
今の地方の課題は、行政がなにかやって解決する問題ではない。
根知全体を考えて行動する人が増えていくこと。例えば根知地区全体を一つの会社としてみてみると、今の根知に必要なことが見えてくるかもしれない。
重要なのは日々の生活での実感、満足感。突き詰めていくと、一人ひとりがまずはどうなっていたいのか。それが実現するためには集落はどうなっている必要があるのか。集落がそうなるためには根知はどうなっている必要があるのか。
昔はみんなつながっていた。田んぼの維持、用水の管理、地域と個人の利害が一致していた。現在は「金」があれば「つながり」「めんどう」をしなくてよくなった。表面的には個人主義でやれるように見える。だけど、本当は現在もつながっている。自分が本当にやりたいことを追求していくとすべてに繋がっていく。

---渡辺さんご自身はどうされたいのですか。
私はここでやりたいことをやっていきたい。ここでずっと暮らしたい。「ここ、根知にいたい」という人達みんなで意識がまとまれば何でもできると思う。そして心の底では「ここで」という人が多いような気がする。だって根知は宝の山。眠っているだけ。金だけ考えれば東京には勝てないけれど、他の面から考えれば、根知はもっとずっと魅力的にできる。
根知には土地、水、山、エネルギーになるものがたくさんある。雪も冷熱として考えるなら活用できる。
根知では「食」はもちろん、「エネルギー」も今の技術ならほぼ自給できる

同時に若者の雇用も大切。機会あるごとに企業経営者の集まりで、若者のための雇用を作ってほしいとお願いしている。高齢者のための福祉も大事だが、若者の雇用がないと、子供が生まれない、若者が帰ってこない。でも単に仕事だけでは難しい。魅力あるここ「根知」の生活の中での「持続可能な仕事」が必要。
根知、なるべくここで完結できるしくみを目指すこと。そうすれば本当に日々の生活での実感が湧いて来るし、私の場合は社員の生活も保障できると思っている。

もう一つの大事なことは「世代の継承」。ベテランから若手への知識、ノウハウ、歴史の引き継ぎ
70代以降の方々は一番物事、知識、歴史、地域のなりたちを知っている世代。
60、50、40、30代それぞれ違う。断絶があるが、まずは70代からの下の世代への引き継ぎがすぐにでも必要。

新潟県の酒造は約120社から28年たって90社になった。多くのうまくいっていないところをみると、方向性が間違っていることが多い。
例えば「同じ味を守る」というのがあるが、酒造りは自然相手。毎年ハラハラドキドキで同じことがない世界。それを同じ味といっても、本質的に違うのだと思う。お客様も、10年、20年単位でみると嗜好の変化が出てくる。
また、酒造りの手法、理論は江戸時代に完成しているが、その当時は物流が船中心であり、良質の材料が入りやすい京都伏見などが酒造りの中心であった。それ以外の地方酒蔵は地元の米を使っていた。それが現在は交通網が発達し全国どこの材料も使えるようになり、集中化、効率化、大量生産の流れがあり、機械も技術力も発達している。
こういう酒造りの歴史、社会の状況の推移からも、世代・歴史の継承の大切さがわかる。

---アメリカやイギリス、諸外国との交流が多い中で、日本と諸外国の違いをなにか感じますか
本当に大きな違いを感じるのは取材での質問。外国人は質問攻め、これは徹底している。
日本では聞くのは恥ずかしいという想いがある。また人に聞くスキルを鍛える機会も少ない。
欧米人はわからないことは何でもきく。本当に驚くような基本的な質問も臆せずしてくる。

---渡辺社長の活動の原動力は何でしょうか。どうしてこれほど突き進めるのでしょうか?
一言でいうと「やりたいから」。楽しい!面白い!そういうことが死ぬ直前まであることが幸せではないか。
私の場合は「いい酒をつくりたい」それだけだった。若い頃は目標とする酒蔵がいくつかあった。そこを目指して、どうしたらそうなれるか、追いつけるか・・・寝ないで試行錯誤の毎日だった。その過程で気づきがあり、見えてくるものがあった。酒米でいえば、山田錦ではなく五百万石。良い米を作るなら自分たちで作る。そういう方向に途中で気づき、その都度実行していった。
そして後悔をしたくない。ここであきらめたら後悔するだろうな、と思ったら、やることにしている。
周囲からは「よくそんな冒険できるね」と言われるが、自分としては逆に「これをしないと危ない」という確信から、冒険をしたくないから行動している。自分は危ないところには行きたくない。実はそれだけ。行動し続け40歳過ぎたころには、それなりに見えるようになってきた。他の人も絶対見えているはずだけど、見えないふり、見ないふりをしている人もいるのではないか。そして、70代以降の上の世代の方々はもっとずっと見えているはず。それを下の世代に継承していってほしい

---これからについて
根知の人口が1,000人から将来500人になってもいずれまた1000人になるかもしれない。そのための基盤づくり。持続可能な地域の基盤づくりがしたい。これからどうなるかわからないから「やらな
い」のではなく、わからないからこそ将来のための基盤づくりが必要だと思っている。

-----以上-----
※ほぼ2時間続いたインタビュー。繰り返し何度も「『自分が何をしたいのか』これが一番大事なんだ」とおっしゃっておられたのが印象的でした。根知地区の事だけでなく、人の生き方についても示唆に富んだ非常に濃い内容のお話しでした。ありがとうございました。

聞き手:集落支援員(近藤)

※集落取材やインタビューについてのご意見をいただければ幸いです。事務局(公民館内)まで。

エマさんコラムVol.01 「根知に来てよかった!」

根知に来てよかった!
初めまして!去年の秋に根小屋に引っ越してきた、エマ・パーカーと申します。初めましてと言っても、運動会や根小屋のサイの神、七夕などの作業など、地域の行事でもうすでにお会いできている方も多いと思います。暮らしの道具や畑の野菜をくださり、雪下ろしや漬物を手伝ってくださり、日々お世話になっている方にも数多く恵まれています。
糸魚川に移る前には青森県や東京に20年間近く滞在していましたが、それでもこちらに来て新鮮なことが多くあります。根知特有のお祭りや、道で出会った熊から家の裏の蛍まで、自然の豊かさも楽しんでいます。が、地元の方には当たり前であり、場合によってはその価値にも気付いていないと感じます。「ここには何も見るところないね」とよく言われますが、私にとっても、案内する海外の観光客にとっても、決してそんなことがありません。これから、皆様にも是非シェアしたいと思います!どうぞよろしくお願いします。
Emma Parker (エマ・パーカー)