山寺 日吉神社にて
秋季大祭の宵の宮(前夜祭)が行われました。
20時から神事、20時30分ごろから舞楽奉納です。
おててこ会館から、山寺集落内を歩いて日吉神社に向かいます。
橋を渡ってすぐに「御紳燈」の門がありました。
途中の観音堂にはおみこしがありました。
これは明日の本祭のときに担がれ、日吉神社にあがります。
日吉神社すぐ近く、今度は「おててこ舞」の門がありました。
くぐってすぐに日吉神社に続く階段があります。
※この階段は今年きれいに整備されました。
階段を上ると、不思議な雰囲気に包まれます。
20時15分ごろ、神事がはじまっていました。
20時30分頃、舞楽奉納がはじまりました。
悪魔祓いの舞(獅子舞)から始まり、
下の写真は2つ目の舞、さんばの舞です。
舞台の周りは提灯に囲まれ、独特の幻想的な雰囲気です。
それにしてもカメラマンが多い…
境内では宴会がはじまっています。
子供達は舞台の目の前でジッと舞を見つめていました。
途中の(最後から2番目)の「えまき」と呼ばれる舞にて、紙片をまきます(次の舞である鯛釣りの舞のための撒き餌をまいているとのことです)。
この紙片と一緒に五円玉をまいているそうで、子供達はそのたびに素早く拾っていました(^_^;)
22時ごろ、舞楽奉納が終わって、盆踊りがはじまりました。
曲は「ヨーホイ節」と「甚句(じんく)」です。
盆踊り保存会の皆さん(石場かち保存会の皆さんも)が舞台に上がられ、その歌に合わせて周りを踊ります。
※この盆踊りは是非様子を見てみたかったのです。聞いていた以上に多くの方が踊りに参加されていました。保存会の会員も増えているとのことでしたが、私服の飛び入り参加の方も多かったですね。
踊りの輪を眺めていると、暗闇、提灯の明り、歌声、なんだかタイムスリップして昔に戻ったような不思議な感覚になります。
※途中、私も踊りの輪に参加させていただきました。(「ヨーホイ節」はまだ踊れないです…「甚句(じんく)」はわかりやすく踊れるようになりました)
※この2つの曲は、お隣、長野県小谷村でも同様の曲が伝わっているそうです。
22時40分頃、盆踊りが終わりました。
とても素敵な宵の宮でした。
いよいよ明日は本祭です。
※その他のお祭り関係の様子は以下のページをご覧ください
・8月17日 今日は準備、会場設営がありました
・8月29日 練習風景
・9月 本祭(和泉の大幟の出発からの様子)
・9月2日 あと片付け
記事:近藤(た)