根知小学校1,2年生の生活科の「昔遊び」の一環で、
地元の方々から昔の遊びを教えてもらう授業がありました。
「昔遊び名人」が根知小学校にいらっしゃいます。
玄関の看板です。
「昔遊び名人のみなさま 本日はありがとうございます。校長室にお入りください。」と書いてあります。校長先生そっくりのイラスト付き。
本日の「昔遊び名人」はお二人。事前に授業の内容について担任の先生と打合せ。
いよいよ5時間目がはじまりました。今日は「おはじき」と「お手玉」遊びを教えていただくことになりました。
まずは「昔遊び名人」より実際にやっていただいて、どんな感じの遊びなのか見てみましょう。
おはじきのルール。事前の打合せでもお話しがでましたが、いろんなルールの遊び方ができるのですね。みなさんはどんな遊び方で遊びましたか?
さて、今回の遊び方は「中抜き」と言われるもの。
2つのおはじきで門をつくり、その門を手前に向けて通したおはじきを自分のものにできる、というルールです。
なんどか名人がやって見せますが、児童は???(^_^;)、最初はとまどっている様子でした(このあと自分でやってみながらすぐに覚えていきましたよ)
もう一つの昔遊び、お手玉!
お手玉遊びもいくつかあり、お手玉を積み重ねて高さを競うという遊び方も教えていただきました。
先生の「それでは、おはじき、お手玉、興味のあるほうからやってみましょう」
との声で、二手に分かれて実際に遊んでることになりました。
おはじきチーム!
思いのほか、慣れるまで指ではじくのがなかなか難しい。
男の子は強くはじきすぎて、教室の端っこまでビューン!と飛んでいくことも(^_^;)
お手玉もなかなか難しいですね。
みんな真剣な顔で夢中でやっています。時間がたつほどに目に見えて上手になっていきます。さすが子供ですね~
途中からコマ回し、福笑いも登場!
※コマ回し、みんな上手で驚きました。
気が付くと、教室内は本当のお祭りのようなにぎわいです。
夢中で一心に遊んでいる児童、隣とお互いに相談しながらおはじきで遊んでいる児童、コマをどちらが長く回せるか競い合っている児童。まさに「遊び」の世界です。
気づくともう終了のベルです。
片付けの後、初めの位置にもどって感想を発表します。
最後は昔遊び名人のお二人に感謝の挨拶。
本当にあっという間の5時間目でした。
地元の方の御協力のもと、楽しい「昔遊び」の授業でした。
※それにしても「お手玉」って難しいけれど、身体能力の向上に非常に効果がありそうですね(どこかの柔道道場でけん玉を使った試みが成功しているというニュースもありましたね)。
※帰ってから「おはじき」遊びを調べたら、様々なルールがあることがわかりました。昔の遊びって本当に奥が深いですね。
取材・記事:集落みまもり隊(近藤)