大変重要なお話しでした。以下にご紹介します。
■糸魚川市 環境生活課さんからのお話し
大量出没は18,22,26年と4年ごと。木の実の豊作不作サイクルと同じ。
市内の今年度目撃通報受け件数 全139件 うち根知地区16件
市内の今年度捕獲頭数 全32頭 うち根知地区5頭
■安田氏のお話しをもとにしたクマ対策等についてのポイント
① クマに会わないようにするには
秋の夜には出歩かないのが一番。またクマはたばこのにおいが嫌いだそうだ。
クマは耳と鼻がいい。鈴をつける。ホイッスルのような遠くまで届く笛を定期的(100メートルごと等)に吹く。
② 突然クマに出会った場合の有効な対策は
クマは押す力がない。クマの顔に上着をかぶせる。その間に逃げる。
絶対に走って逃げてはいけない。走るものを見るとクマは狩猟本能を呼び覚まされ、反射的に追いかけてくるので自殺行為と同じ。(クマは100メートルを7秒台で走る)
クマとの距離が(10M以上)離れていれば、大声で叫ぶ、大きな音を出す。※逆に至近距離だとクマを刺激して攻撃を受ける可能性が高い。
子熊の近くには必ず親熊がいる。また親熊と子熊の間に入ってしまったら確実に攻撃を受ける。
③ もしもクマに攻撃を受けた場合
クマは鼻が急所。足を噛まれ、もう片方の足でクマの鼻を蹴りつけて助かった事例がある。
死んだふりをしても助からない。
最後の手段が頭や首筋、腹部などを腕で保護し、ダンゴ虫のように丸くなり、クマが攻撃を止めて立ち去るまでじっと耐え抜く、という方法。
④ その他
イノシシは鼻が強い。毎日田んぼの周りを犬と歩くだけで効果がある。
イノシシは向かってくるから他の獣より怖い。牙は大変鋭く、襲われると大けがするので侮れない。
クマ撃ちできる人は以前は糸魚川市内で460人程いた。今は15,6人。
地震との関連で今年はたくさん出たようだ。本来いないはずのクロクマも出た。
以上です
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