アジサイの花が綺麗になってきました♪
根知の農道や畦道で、いろんなアジサイの花を楽しめます!!
タチ葵も綺麗です♪
新潟県糸魚川市の根知の情報発信! 根知各地区、根知地区振興協議会、根知地区公民館の事業・行事・活動・イベントをはじめ、根知の見どころ、スポット、概要などを紹介しています。(振興協議会事務局より)
2015年6月28日日曜日
根知暮らし♪
昨日の夕方まで東京日本橋…今日は、根知の田んぼで、溝切り…
根知暮らし、悪くないねぇ♪
都会の喧騒も嫌いじゃないし、風の音しか聞こえないのも嫌いじゃないし…
こんなライフスタイルが好きな人、結構いると思うなぁ♪
根知暮らし、悪くないねぇ♪
都会の喧騒も嫌いじゃないし、風の音しか聞こえないのも嫌いじゃないし…
こんなライフスタイルが好きな人、結構いると思うなぁ♪
2015年6月26日金曜日
七夕人形づくり
もうすぐ七夕ですね。ところで根知には古くから伝わる独特の七夕があります。「根知のお七夕」と言います。
綱に花嫁行列を再現したお人形を吊るし、路上に渡して飾ります。
今日は山口集落のみなさんの七夕作りを見学に行きました。
これは、綱飾りの真ん中に吊るす花嫁・花婿の人形です。右は腰元だとか。
何だか、やさしい感じがします。
この七夕飾りは来月7月7日~8月7日まで、根知谷5か所に飾られます。
綱に花嫁行列を再現したお人形を吊るし、路上に渡して飾ります。
今日は山口集落のみなさんの七夕作りを見学に行きました。
これは、綱飾りの真ん中に吊るす花嫁・花婿の人形です。右は腰元だとか。
何だか、やさしい感じがします。
この七夕飾りは来月7月7日~8月7日まで、根知谷5か所に飾られます。
2015年6月25日木曜日
ご参考:研修報告 イナカレッジ オープンセミナー(小千谷市岩沢地区) ~岩沢アチコタネーゼ・農家レストラン『山紫』~
2015年6月25日(木)
集落みまもり隊(集落支援員) 近藤(根知地区担当)が、
小千谷市で開かれたイナカレッジ オープンセミナーに参加しました。
その時の内容をご報告いたします。皆様の参考になれば幸いです。
以下、メモです。
↓
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日 時:2015/06/25 (木) 11:00~16:00
イナカレッジ オープンセミナー
第1回 岩沢アチコタネーゼ/農家レストラン『山紫』
場所:小千谷市 岩沢住民センター/農家レストラン『山紫』
全体所見:
・岩沢地区は268世帯、826人、糸魚川市の各地区(上南、根知、上早川等)と同規模であり、
震災をきっかけにしながら、堅実なやりかた(地元の主体的な動き)で、地域づくりを進めていると感じた。
今後も岩沢地区はウォッチしたい。今後の地域づくりに(特に「地元住民の若者も含めた話し合いの場づくり」など)参考にしていきたい。
活動内容詳細:
8:30-10:30 移動(市役所→会場)
11:00-16:00
※タイムスケジュールは添付資料参照のこと
以下、研修内容と所見
■岩沢地区について、地域づくりの特徴
・今回のケースとなっている「岩沢地区」は典型的な地域課題を持つ、糸魚川市の地区と同規模。
→268世帯、826人。少子高齢化、担い手不足、コミュニティ希薄化、世代間価値観ギャップ等々
・岩沢地区の地域づくりの特徴、流れは以下
①H16年の中越大震災で大きな被害を受けた地区→復興支援員等が地域に入り地道な活動を続けてきた
②H23年の東日本大震災で積極的な支援活動。「東北被災地支援を考える会」結成
→この会が地域づくりの母体に発展していく
→この会にて地域住民の話し合いを繰り返し「住民の話し合いと連携の場づくりが必要」となった
→「よ~なべ談議 住民座談会」を実施し若者の声をきき、一緒に考える
③H24年に「岩沢アチコタネーゼ」設立 ※あちこたねぇ=心配いらない
※2つの震災が大きなきっかけとはいえ、話し合いの場づくりを住民が意識し組織設立までもっていった動きは素晴らしい。
■岩沢アチコタネーゼについて
・会員制。82名。高校生から82歳まで。地区の有力事業者たちも会員となっており、資金協力をしてくれている。
・岩沢地区のトップ組織は町内会長協議会であるが、その事業主体が岩沢アチコタネーゼとなっている。
→実際に事業を実施する実働部隊であり、「住民活動団体」という位置づけになっている。
・活動内容は地域づくりに必要とされる多岐にわたるものとなっている。
・メンバーは会員、地域おこし協力隊が中心のようだ(詳細確認できず)
■農家レストラン『山紫』
・岩沢アチコタネーゼの活動の中の位置づけ。地元野菜の活用、収入源、雇用確保、等々が目的。
・H25年の8月オープン、木曜日以外は営業。プロの料理人さんを手配。食材は基本的に地元の畑から。
・特徴のひとつは夜の営業。夜の営業は週3日だけであるが、平日に比べ平均単価は2倍以上、全体売上の半分を稼ぎ出している。
→夜はお酒が売り上げに大きく貢献しているとのこと。夜といっても20時までの営業であるが、その効果は非常に大きい。
・特徴のもう一つは、昨年の12月からはじめたというバイキング「ごっつぉバイキング」。毎週火曜日(火曜日が一番集客が弱いため、意図的にこの曜日にしたとのこと)の週1回、1,200円。これが大変魅力的であった。
→バイキングをはじめた一番の理由は、いつも勤務している料理人さんご夫婦の休みを作るため。
→地元のおばちゃんと地域おこし協力隊(女性)がバイキングを担当。おばちゃんたちが畑の野菜を自ら収穫して料理をしている。
・バイキングは、20種類以上の料理を準備しており、地元食材を手作りで提供。とても珍しい天ぷら(マリーゴールドやバラなど)もある。天ぷら、お浸し、漬物、煮物、唐揚げ、ケーキ、ゼリー、ごはん、おにぎり、お味噌汁。これで1,200円はちょっとすごい。十分集客要素がある。
・山紫の中でおばちゃんにお聞きしたところ、まだ始めて半年で、この路線でいいのか手探り状態。ただ毎日NHK「まれ」をみて、それから畑に行って収穫して、みんなで集まって、ワイワイやりながら準備する、楽しくやっているのがいい、がんばっていきたい、と熱意のこもった表情でお話しされていた。
・経営状況は経費の半分が食材ということで、地元野菜の活用・収入源とする、という目的に沿った結果だと思われる。
→まだバイキングがはじまって半年であるが、山紫自体がオープンして2年たつということで、このやり方でもやっていけるのだと若干驚きを感じた(もう少し詳しく聞いていかないと本当の実態が不明だけど)。
・バイキングのおばちゃんたちは定年退職したメンバーで、母体は「まごころ市」という地元のお母さん達のグループ(現在70代中心)。
・設立時は「過疎集落活用支援金」という制度で1000万円足りないためアチコタネーゼ会員の寄付も集め、なんとか設立した。
■その他、本地域の特徴など。
・岩沢アチコタネーゼの説明をしてくれたのは駒井さんという副代表であり小千谷の市議会議員さん。この地域活動団体含め、地元の活動に積極的に熱心に市議会議員さんが関わっておられるようだった(資金集めや復興支援員、地域おこし協力隊との連携など)。
・岩沢地区にはもう一人地域おこし協力隊が最近はいった。農家民宿に向けた活動をしているとのこと。
■15時(後半)からのグループ討論にて
・南魚沼市の浦佐地域づくり協議会の関さんの話が印象的であった。
→農業は宝の山、いくらでも収入に結び付くネタがある。うちでいえば八色スイカがそうだし、今は八色しいたけ(だったか?)が順調。魚沼産のお米も昔はまずかった。理由は土。土の改良からはじめて、その当時の食管法に触れるようなことをしながら(お米を直接首都圏に行って試食してもらったりした)、地道な努力を積み重ねて今の魚沼産ブランドを作った。農業は本当に工夫次第でいくらでも儲かるはず。
・その他。テーブルFのメンバーは「過疎地域に税金をこれほどかけて維持していく必要があるのか、地域の中心地に使って本当に地域がなくならないように、また頑張っている農家への支援など、そういうことに使うべきでは。数人の集落にどれだけのお金がかかっているか。感情論では日本全体がだめになるのではないか」との論調の人が意外なほど多かった。
16:30-18:30 移動(会場→市役所)
メモ:
毎回、様々な立場の方に会え、初めて聞くような話をきける。今回も有益な研修となった。参加の機会をいただいて感謝いたします。
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小千谷市で開かれたイナカレッジ オープンセミナーに参加しました。
その時の内容をご報告いたします。皆様の参考になれば幸いです。
以下、メモです。
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日 時:2015/06/25 (木) 11:00~16:00
イナカレッジ オープンセミナー
第1回 岩沢アチコタネーゼ/農家レストラン『山紫』
場所:小千谷市 岩沢住民センター/農家レストラン『山紫』
全体所見:
・岩沢地区は268世帯、826人、糸魚川市の各地区(上南、根知、上早川等)と同規模であり、
震災をきっかけにしながら、堅実なやりかた(地元の主体的な動き)で、地域づくりを進めていると感じた。
今後も岩沢地区はウォッチしたい。今後の地域づくりに(特に「地元住民の若者も含めた話し合いの場づくり」など)参考にしていきたい。
活動内容詳細:
8:30-10:30 移動(市役所→会場)
11:00-16:00
※タイムスケジュールは添付資料参照のこと
以下、研修内容と所見
■岩沢地区について、地域づくりの特徴
・今回のケースとなっている「岩沢地区」は典型的な地域課題を持つ、糸魚川市の地区と同規模。
→268世帯、826人。少子高齢化、担い手不足、コミュニティ希薄化、世代間価値観ギャップ等々
・岩沢地区の地域づくりの特徴、流れは以下
①H16年の中越大震災で大きな被害を受けた地区→復興支援員等が地域に入り地道な活動を続けてきた
②H23年の東日本大震災で積極的な支援活動。「東北被災地支援を考える会」結成
→この会が地域づくりの母体に発展していく
→この会にて地域住民の話し合いを繰り返し「住民の話し合いと連携の場づくりが必要」となった
→「よ~なべ談議 住民座談会」を実施し若者の声をきき、一緒に考える
③H24年に「岩沢アチコタネーゼ」設立 ※あちこたねぇ=心配いらない
※2つの震災が大きなきっかけとはいえ、話し合いの場づくりを住民が意識し組織設立までもっていった動きは素晴らしい。
■岩沢アチコタネーゼについて
・会員制。82名。高校生から82歳まで。地区の有力事業者たちも会員となっており、資金協力をしてくれている。
・岩沢地区のトップ組織は町内会長協議会であるが、その事業主体が岩沢アチコタネーゼとなっている。
→実際に事業を実施する実働部隊であり、「住民活動団体」という位置づけになっている。
・活動内容は地域づくりに必要とされる多岐にわたるものとなっている。
・メンバーは会員、地域おこし協力隊が中心のようだ(詳細確認できず)
■農家レストラン『山紫』
・岩沢アチコタネーゼの活動の中の位置づけ。地元野菜の活用、収入源、雇用確保、等々が目的。
・H25年の8月オープン、木曜日以外は営業。プロの料理人さんを手配。食材は基本的に地元の畑から。
・特徴のひとつは夜の営業。夜の営業は週3日だけであるが、平日に比べ平均単価は2倍以上、全体売上の半分を稼ぎ出している。
→夜はお酒が売り上げに大きく貢献しているとのこと。夜といっても20時までの営業であるが、その効果は非常に大きい。
・特徴のもう一つは、昨年の12月からはじめたというバイキング「ごっつぉバイキング」。毎週火曜日(火曜日が一番集客が弱いため、意図的にこの曜日にしたとのこと)の週1回、1,200円。これが大変魅力的であった。
→バイキングをはじめた一番の理由は、いつも勤務している料理人さんご夫婦の休みを作るため。
→地元のおばちゃんと地域おこし協力隊(女性)がバイキングを担当。おばちゃんたちが畑の野菜を自ら収穫して料理をしている。
・バイキングは、20種類以上の料理を準備しており、地元食材を手作りで提供。とても珍しい天ぷら(マリーゴールドやバラなど)もある。天ぷら、お浸し、漬物、煮物、唐揚げ、ケーキ、ゼリー、ごはん、おにぎり、お味噌汁。これで1,200円はちょっとすごい。十分集客要素がある。
・山紫の中でおばちゃんにお聞きしたところ、まだ始めて半年で、この路線でいいのか手探り状態。ただ毎日NHK「まれ」をみて、それから畑に行って収穫して、みんなで集まって、ワイワイやりながら準備する、楽しくやっているのがいい、がんばっていきたい、と熱意のこもった表情でお話しされていた。
・経営状況は経費の半分が食材ということで、地元野菜の活用・収入源とする、という目的に沿った結果だと思われる。
→まだバイキングがはじまって半年であるが、山紫自体がオープンして2年たつということで、このやり方でもやっていけるのだと若干驚きを感じた(もう少し詳しく聞いていかないと本当の実態が不明だけど)。
・バイキングのおばちゃんたちは定年退職したメンバーで、母体は「まごころ市」という地元のお母さん達のグループ(現在70代中心)。
・設立時は「過疎集落活用支援金」という制度で1000万円足りないためアチコタネーゼ会員の寄付も集め、なんとか設立した。
■その他、本地域の特徴など。
・岩沢アチコタネーゼの説明をしてくれたのは駒井さんという副代表であり小千谷の市議会議員さん。この地域活動団体含め、地元の活動に積極的に熱心に市議会議員さんが関わっておられるようだった(資金集めや復興支援員、地域おこし協力隊との連携など)。
・岩沢地区にはもう一人地域おこし協力隊が最近はいった。農家民宿に向けた活動をしているとのこと。
■15時(後半)からのグループ討論にて
・南魚沼市の浦佐地域づくり協議会の関さんの話が印象的であった。
→農業は宝の山、いくらでも収入に結び付くネタがある。うちでいえば八色スイカがそうだし、今は八色しいたけ(だったか?)が順調。魚沼産のお米も昔はまずかった。理由は土。土の改良からはじめて、その当時の食管法に触れるようなことをしながら(お米を直接首都圏に行って試食してもらったりした)、地道な努力を積み重ねて今の魚沼産ブランドを作った。農業は本当に工夫次第でいくらでも儲かるはず。
・その他。テーブルFのメンバーは「過疎地域に税金をこれほどかけて維持していく必要があるのか、地域の中心地に使って本当に地域がなくならないように、また頑張っている農家への支援など、そういうことに使うべきでは。数人の集落にどれだけのお金がかかっているか。感情論では日本全体がだめになるのではないか」との論調の人が意外なほど多かった。
16:30-18:30 移動(会場→市役所)
メモ:
毎回、様々な立場の方に会え、初めて聞くような話をきける。今回も有益な研修となった。参加の機会をいただいて感謝いたします。
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以上
根知振興協議会ニュース 2015年6月号(No.15) 発行しました
根知振興協議会ニュース第15号を発行しました。
※根知地区全戸に配布されます。
電子版(カラー版です)はこちらからご覧ください。
↓
電子版_201506号_表_根知振興協議会ニュース
電子版_201506号_裏_根知振興協議会ニュース
みなさんのご意見、ご要望をお聞かせください(^^)!
事務局:根知地区公民館内
025-558-2002
nechiko@city.itoigawa.niigata.jp
※根知地区全戸に配布されます。
電子版(カラー版です)はこちらからご覧ください。
↓
電子版_201506号_表_根知振興協議会ニュース
電子版_201506号_裏_根知振興協議会ニュース
みなさんのご意見、ご要望をお聞かせください(^^)!
事務局:根知地区公民館内
025-558-2002
nechiko@city.itoigawa.niigata.jp
2015年6月24日水曜日
根知小学校 平成27年度防災クラブ③ 「川で災害が発生した場合の対応について」!
今年度の根知小学校の防災クラブ。
3回目(最終会)となる今日のテーマは
「川で災害が発生した場合の対応について」
※1回目はこちら→平成27年度防災クラブ① 「7.11水害の過去、現在を知る」!
※2回目はこちら→平成27年度防災クラブ② 「災害があった場合の寝場所づくり」!
以下、当日の様子を紹介します。
今日の防災クラブは14時から理科室で始まります。対象は3年生以上。
講師は山口先生です。
※現在、新潟県赤十字安全奉仕団指導員会の副会長をされておられます。
玄関には校長先生のイラスト人形がお出迎えです。
■前半:講義14:00~14:30
谷口校長のお話しのあと、山口先生による講義がはじまりました。
「水害や土砂災害から命を守るには、どうしたらいいかな?」
①備えること
・テレビの気象情報を確認する習慣
・自分の家の近くの安全な場所を確認しておこう
②逃げること
1時間に80ミリなんていう滝のような雨となった場合、逃げられない。
またどうしても家にいなくてはいけないようなとき。
そういうときは家の2階の山や崖から離れたところに避難!
③救うこと
・まずは大声で助けを呼ぶ
・電話で警察や消防へ
・道具を使う
・友達と協力して
印象に残ったことのひとつに「まず、自分を救う。自分の命を守る。」というお話し。
災害では人を助けることは本当に大切なことですが、まずは自分の命を守ること。
お話しを聞いている児童みんな、真剣な表情で聞き入っていました(お話しの内容が命に係わる重要な内容だと感じている様子でした)。
それでは実際に外にでて、実技を学んでいきます。
■後半:実技14:30~15:30
実技の場所は東中の農村公園。車で移動しました。
この様な場所は水量が多くなると危険だけど、夜真っ暗になるとわからないよね。
このように夜、安全なところがわからない場合は、ライト、明りで照らして避難しよう。
特に川の近くや水浸しのところなどは足元がわからないから気を付けて。
続いて川を想定しての実技です。
ヒューマンチェーン
川におぼれた人などを引っ張り上げるときのテクニック
単に手をつなぐのではなく、お互いに逆に向いたうえで、それぞれの手首を持ってがっしりつながる方法です。こうすれば相当の引く力があっても離れない。
※このテクニックは救助するときに様々な応用ができるテクニックでした。
ではやってみましょう!
「おおっ、すごい」驚きの声を上げながら、ヒューマンチェーンを実際にやってみます。
次に普通に手をつないで、お互いに引っ張ってみよう。
※あらら、あっという間に離れてしまう。ちょっとしたテクニックで大きな効果がでるのですね。
それではヒューマンチェーンで校長先生を助けましょう!
少し離れたところにポツンと立っている校長先生の腕をヒューマンチェーンでつなぎ引き揚げます。
ぐいぐい引っ張れます。あ~ちょっと離すのが早いぞぉ…
道具を使う
川から人を救う時
注意してほしいのは、自分は水、川に入らない。まずは自分の命を守ることがとても大切。
その前提で、カサ、棒、服、自分の足を使ったりして、手が届かないところから引っ張る。
たすけた後、歩けない人を運ぶ方法
まずは「おんぶ」
このとき、運ぶ人の両手をクロスして、一方の手を持つ。
そうすると自分の片方の手が空くよ
やってみよう!
※そう、必ず遠くに駆けていく人、いるよねぇ~。転んだよ…
座っている人に対して
二人で運ぶ。
肩を回して上体を起こし、前の方は二人でヒューマンチェーンを作って足を支える。
あちこちで「重い~」の声があがっていましたよ。
と思いきや、とってもニコニコして運び、運ばれる児童も。
少しも動けない寝ている大人を運ぶ
一番大変なケース。
こちらも座っている人を運ぶテクニック(肩を回すことやヒューマンチェーン)の応用になります。
ここでとても印象に残るお話しがありました。
複数人数で救助するとき、リーダーが必要だということ。
山口先生から「みんな、今、寝ている人を運ぶ時、『いっせーのせっ』とか『あっちの方へ運ぼう』などの声を最初にだしていた人が必ずいたよね。その人がリーダーです。
こういうとき、リーダーは自然に生まれます。リーダーがいることで動きがスムーズになるね」
※防災クラブ①(6/8)でも災害時のリーダーの大切さ、お話しがありました。
児童たち。さっそくリーダーの指示を仰ぎます。
「リーダー、どこにいきますか?」「そうねぇ~、ちょっとあそこまで」(^_^;)なにか…
動けない人を運ぶのは、実際の救助で発生する可能性の高いケースです。
ヒューマンチェーンを活用したやり方以外に、シートを使った方法もやってみます。
最後に児童みんなからお礼の言葉をお伝えしました。
山口先生ありがとうございました。
まだ終了時間まで少しあるということで、
防災クラブが終わった後、児童は農村公園の浅い川で遊びます(根知っ子、元気です)
3回目(最終会)となる今日のテーマは
「川で災害が発生した場合の対応について」
※1回目はこちら→平成27年度防災クラブ① 「7.11水害の過去、現在を知る」!
※2回目はこちら→平成27年度防災クラブ② 「災害があった場合の寝場所づくり」!
以下、当日の様子を紹介します。
今日の防災クラブは14時から理科室で始まります。対象は3年生以上。
講師は山口先生です。
※現在、新潟県赤十字安全奉仕団指導員会の副会長をされておられます。
玄関には校長先生のイラスト人形がお出迎えです。
■前半:講義14:00~14:30
谷口校長のお話しのあと、山口先生による講義がはじまりました。
「水害や土砂災害から命を守るには、どうしたらいいかな?」
「今回勉強するのは、①備えること ②逃げること ③救うこと の3つです。よろしくお願いします」
「津波てんでんこ。津波はあっという間にやってくるから、周囲の者をかまうよりも、各自てんでんばらばらに逃げなさい、という三陸地方の言い伝えです。これとても大切です。東日本大震災でもこれにより奇跡的な避難成果をあげた地域があります。」
山口先生による防災クラブのお話しがはじまりました!
途中、児童に問いかけながら、お話しが進みます。①備えること
・テレビの気象情報を確認する習慣
・自分の家の近くの安全な場所を確認しておこう
②逃げること
1時間に80ミリなんていう滝のような雨となった場合、逃げられない。
またどうしても家にいなくてはいけないようなとき。
そういうときは家の2階の山や崖から離れたところに避難!
③救うこと
・まずは大声で助けを呼ぶ
・電話で警察や消防へ
・道具を使う
・友達と協力して
印象に残ったことのひとつに「まず、自分を救う。自分の命を守る。」というお話し。
災害では人を助けることは本当に大切なことですが、まずは自分の命を守ること。
お話しを聞いている児童みんな、真剣な表情で聞き入っていました(お話しの内容が命に係わる重要な内容だと感じている様子でした)。
それでは実際に外にでて、実技を学んでいきます。
■後半:実技14:30~15:30
実技の場所は東中の農村公園。車で移動しました。
この様な場所は水量が多くなると危険だけど、夜真っ暗になるとわからないよね。
このように夜、安全なところがわからない場合は、ライト、明りで照らして避難しよう。
特に川の近くや水浸しのところなどは足元がわからないから気を付けて。
続いて川を想定しての実技です。
ヒューマンチェーン
川におぼれた人などを引っ張り上げるときのテクニック
単に手をつなぐのではなく、お互いに逆に向いたうえで、それぞれの手首を持ってがっしりつながる方法です。こうすれば相当の引く力があっても離れない。
※このテクニックは救助するときに様々な応用ができるテクニックでした。
ではやってみましょう!
「おおっ、すごい」驚きの声を上げながら、ヒューマンチェーンを実際にやってみます。
次に普通に手をつないで、お互いに引っ張ってみよう。
※あらら、あっという間に離れてしまう。ちょっとしたテクニックで大きな効果がでるのですね。
それではヒューマンチェーンで校長先生を助けましょう!
少し離れたところにポツンと立っている校長先生の腕をヒューマンチェーンでつなぎ引き揚げます。
ぐいぐい引っ張れます。あ~ちょっと離すのが早いぞぉ…
道具を使う
川から人を救う時
注意してほしいのは、自分は水、川に入らない。まずは自分の命を守ることがとても大切。
その前提で、カサ、棒、服、自分の足を使ったりして、手が届かないところから引っ張る。
たすけた後、歩けない人を運ぶ方法
まずは「おんぶ」
このとき、運ぶ人の両手をクロスして、一方の手を持つ。
そうすると自分の片方の手が空くよ
やってみよう!
※そう、必ず遠くに駆けていく人、いるよねぇ~。転んだよ…
座っている人に対して
二人で運ぶ。
肩を回して上体を起こし、前の方は二人でヒューマンチェーンを作って足を支える。
※ここでもヒューマンチェーンのテクニックが活かされます。
よし、ではこれもやってみよう!
※いるよねぇ~、必ず遠くに駆けていく人。どこまでいくの…
この座った人を運ぶやり方はなかなかしんどかったみたいです。よし、ではこれもやってみよう!
※いるよねぇ~、必ず遠くに駆けていく人。どこまでいくの…
あちこちで「重い~」の声があがっていましたよ。
と思いきや、とってもニコニコして運び、運ばれる児童も。
少しも動けない寝ている大人を運ぶ
一番大変なケース。
こちらも座っている人を運ぶテクニック(肩を回すことやヒューマンチェーン)の応用になります。
ここでとても印象に残るお話しがありました。
複数人数で救助するとき、リーダーが必要だということ。
山口先生から「みんな、今、寝ている人を運ぶ時、『いっせーのせっ』とか『あっちの方へ運ぼう』などの声を最初にだしていた人が必ずいたよね。その人がリーダーです。
こういうとき、リーダーは自然に生まれます。リーダーがいることで動きがスムーズになるね」
※防災クラブ①(6/8)でも災害時のリーダーの大切さ、お話しがありました。
児童たち。さっそくリーダーの指示を仰ぎます。
「リーダー、どこにいきますか?」「そうねぇ~、ちょっとあそこまで」(^_^;)なにか…
動けない人を運ぶのは、実際の救助で発生する可能性の高いケースです。
ヒューマンチェーンを活用したやり方以外に、シートを使った方法もやってみます。
1時間ほどでしたが、大変中身の濃い実技演習でした。
あっという間に実技の時間も終了となりました。とても勉強になりましたね。最後に児童みんなからお礼の言葉をお伝えしました。
山口先生ありがとうございました。
まだ終了時間まで少しあるということで、
防災クラブが終わった後、児童は農村公園の浅い川で遊びます(根知っ子、元気です)
今回の防災クラブ最終会
山口先生からの赤十字の救助方法、とても実践的で役に立つノウハウを教えていただきました。
児童だけでなく大人にとっても非常に参考になる内容でした。
根知小学校の素晴らしい活動の記録としてだけでなく、防災知識として、少しでもこのブログの内容が皆さんのお役に立てば幸いです。
記事:集落支援員(近藤)
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