2015年11月17日火曜日

他地区紹介:上南地区の地域づくり そして「みんなの喫茶店」♪

久しぶりに上南地区公民館に行ってきました。
ねちカフェのように、みんなが気軽によってお話しできる場所、ねちカフェの上南地区版、「みんなの喫茶店」をみるためです。

まず入口の装飾にびっくり!すてきなクリスマスの飾りです。とっても素敵です。
さて、入って左側すぐに喫茶店コーナーができていました。
テーブルには黒い柿(これが自然の色の種類)やお菓子が置かれています(いただきます♪)
コーヒーは豆のドリップ!本格派。セルフサービスです。
そして水へのこだわり!地域に出る湧水を使っています。う~んすごいぞぉ。
この日の訪問は女性が多かったですね。赤ちゃんと一緒の若いママ、近所を散歩中の女性、本を借りに来たついでに一杯、公民館に書類をもってきたついでに一杯、このカフェに来たくて来られた方、・・・様々な地元の方が寄られていました。
「ねちカフェの記事をみて、これはいいなぁとうちもやってみたんだよ」と館長さん。
上南の魅力のひとつは、この「いいと思ったことをすぐに実行できるフットワークと実行力」ですね。

さて、せっかくですので、この日の視察の所感も書いておきます。
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■区長会と地域づくり協議会の関係
地域の事務運営、ルーティンワーク、行政対応は区長会。その他の地域活性化、地域振興のための活動全般(キャンドル、夏祭り、ええとこマップなど観光、等々)は地域づくり協議会。と役割り分担ができている。
そのため地域づくり関係の活動のフットワークがいい。このような棲み分け(役割り明確化)ができ機能しているところは糸魚川ではほかにないのではないか。
これが上手くいっている大きな理由は、区長会、協議会はじめ公民館長等々の代表を伊藤さんがやられていることが大きな要素だと思われるが、それがスムーズな横の連携に繋がっている(もちろんそれだけでなく、徐々に地域づくりの人材が育ってきていることも大きいと思う)。この地域活動のスピード感は意識的に参考にすべき点である。

■小中学生と公民館のつながり
公民館玄関のディスプレイは小中学生が自主的にやっているそうだ。見事なものだった。他の公民館と雰囲気が大きく異なる魅力的な空間となっている。これは上南地区公民館の「楽習塾」が非常に大きな存在だと思う。地域の子供達の勉強サポート活動の副産物として、中学、高校と成長していっても公民館への親密さ、地域との関わり維持が出来ているように思う。それと小学校が公民館と近いことも大きい。

■上南カフェ「みんなの喫茶店」
順調な滑り出し(今回が6回目。毎週火曜日の午前中)。あと数カ月続けて、地域広報などで紹介するのもいいと思う。定着すれば、全天候型であり、参加しやすい環境でもあり、公民館の可能性という意味でも、大変注目すべき試みになると思う。

全体として上南地区は地域プラン活動3年目になって、非常に落ち着いたよい状態が安定して維持できていると思う。素晴らしい。
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記事:集落支援員(近藤)

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