2015年2月27日金曜日

早稲田大学から体験教育として9名の学生が根知に滞在されます。今日はその開会式です。

今日2月27日(金)から3月2日(月)まで、
早稲田大学の学生9名が根知に滞在して体験教育合宿を行います。

※早稲田大学の「社会連携教育IPPOプログラム」における、「“tsunagaru”プログラム」の一つとして。詳細は後半の参考記述をご覧ください。

14時より金蔵院さんにて開会式が行われました。
今日は久しぶりの雪となっています。
金蔵院で開会式を行うのは、早稲田の教育合宿の担当となっている方の負祖父が山寺出身であったり祖父が金蔵院とご縁があることからとのお話しです。
今回の参加メンバーは1年生から4年生まで9名の学生のみなさんです。
自己紹介のあと、金蔵院住職の山崎さんからもお話しをいただきました。
そのあと、体験先の小田島建設、渡辺酒造さんのそれぞれ社長よりお話しがありました。
■山崎さんからは、
先日2/21のNHKホールでの根知山寺延年の公演でのお話しや、神仏合祀のお話し、
50年から60年ほど前の根知の様子、根知を代表する会社の一つである小田島建設、渡辺酒造さんのお話しなどをいただきました。(大変貴重なお話しでしたので、改めて根知全体で共有したいなと思っています)
■渡辺酒造社長からは
「根知の姿、農村の状況をありのままにみてもらいたい。そして私たちはここで生きていこうとがんばっている。是非、みなさんの感性で根知を見てもらって感じ、自分たちならどう生きていくか、と考えてみてほしい。」とのお話しがありました。
■小田島建設社長からは
「今回は地域づくり活動に関わってもらいます。みなさんの考えを聞くことも多々あると思うので率直な想い、考えを聞きたいです。このまま何もしなければ根知は(例えば)50年しかもたないかもしれない、それを100年、200年と持つように、維持できるようにしていきたい。その間に、こういう地域での生き方が見直されていくかもしれない。みんなの知恵を聞きたいと思います。」とのお話しでした。
開会式が終わって、学生のみなさんはそれぞれの受入先に向かいました。
みなさん、今後の生き方に活きる様々な体験、経験をして人生のヒントを得てもらえたらと思います。また、根知の多くの人々と交流してもらえたらうれしいです。
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■参考 早稲田大学からの本合宿(プログラム)の説明の抜粋(一部要約)
1.主旨
本プログラムは、本学内の「社会連携教育IPPOプログラム」における、
「“tsunagaru”プログラム」の一つとして位置付け、新潟県糸魚川市を対象に実施する。
プログラム内容は、体験重視型とする。

2.目的
1)早稲田大学学生(以下学生)が学外の多様性や他の価値観に触れることにより、「他者とは何か。自分とは何者か」という観点から、自らの気付きおよび学びの動機を引き出す。
2)学生が社会に出て生の人間関係を築くことにより、「生きることの一体感」に気付くプログラムとする。
3)学生が、根知谷という限定された地区におけるコミュニティの在り方を体験するプログラムとする。
4)また、根知地区住民(小中高生~お年寄り)と早稲田大学学生との交流を通じ、地域活性化策のきっかけとなることを心掛ける。
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記事:近藤(集落支援員)

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