2015年2月19日木曜日

今日は本番前最後の練習!根知山寺の延年、地域伝統芸能まつりに参加します!

2月21日に東京NHKホールにて第15回地域伝統芸能祭りに根知山寺延年が出演します。演目は「鏡の舞」と「獅子舞」です。
山寺を出発する前日の2月19日(木)の19時30分、おててこ会館で公演本番前の最後の練習が行われました。
その様子をご紹介します。
公演の様子は3月14日(土)14:00~17:00、NHK Eテレ(教育テレビ)にて放送されます。是非ご覧ください。


19:30 おててこ会館
部屋に集まって、2/21の公演に向けての話しあいが始まっています。
廊下からは子供達のはしゃいだ声が聞こえてきます(^^)
※雰囲気は大舞台にも慣れているような落ち着いたリラックスした感じです。
「子供達がいっせきだわ。ぐずらないうちに練習しよまいか」
どやどやと移動します。
本番の演目は「鏡の舞」と「獅子舞」
さっそく「鏡の舞」の練習がはじまりました。
今日は最後の練習。ほぼ通しでの練習ですね。
演目が終わった後のステージ上での整列も練習します。
(ステージのサイズ、段差などの情報も伝えられ、本番を意識して、退場までをしっかり練習されていました)
こちらの右の写真。
インタビューされるかもしれないね?練習しておこう!ということになりました。
(2015/2/26追記:本番当時は唯一の子供の演目ということで実際に舞台上でのインタビューがあったそうです(^^)さすがですね)
よ~し、2回目行ってみよう。
1回目の感想、改善点も話がでます。
「出だしの笛、しっかりやってくんない」「やるどころでないわい」なんて言葉の掛け合いも(^_^;)

「鏡の舞」練習2回目 楽長の鋭いまなざし。稚児の動きを目に映しながらの笛太鼓…

(このあたりの雰囲気は、素人である私には計り知れない深遠さを感じます)
この位置に立ってね。この方向に歩いてね。
日吉神社の舞台とは異なるNHKホールのステージ。
最終調整、稚児のお二人、がんばってください。
※「鏡の舞」は2回(もしかしたら3回)練習しました。
続いて「獅子舞」
※根知山寺の延年では最後の演目、笑いを誘う舞ですね。
本番当日の出演者が今日は都合で練習に来られないということで、
10年ほど前に「獅子舞」をされていた往年の名コンビが代役となり、笛の練習をすることになりました。
「獅子舞」の練習は20時過ぎから15分ほど。
ここはこうしたほうがいいな、このときはもっとこうして、
独特の雰囲気の中、時々演奏を止めながら、調整されていました。
(しつこくなりますが、皆さんの長年の山寺延年の歴史によって、体から発する「何か」がこの練習の場を独特の厳かな雰囲気にしているように感じます。計り知れませんがそう感じます。)
「獅子舞」の練習も終わりました。
明日は9時40分に東京へ出発します。
大きな道具類を玄関まで運んでおきます。
※移動しながらも「ああしたほうがいいね」「こうしたほうがいいね」といった相談が続きます。
さておててこ会館の中を改めてみてみます。
廊下には沢山の写真と道具の展示があります。
この写真は50年ほど前、東京の青年会館で行われた「民族芸能大会」での写真です。
※このごろすでに全国的な公演に参加されていたのですね。
他にも各演目の紹介写真や、道具や服の実物などが展示されています。
練習の後は反省会。
明日からの行程についての説明などが区長さんから行われました。
(右の写真。狸汁です。シカ、イノシシ、クマ、いずれとも全く違う風味ですね…)
今回の公演に向けた寄付について、すべてこのように張り出されていました。
寄付していただいた方がどういう方か、若い世代の方にはわからない方もいます。
年配の方から若い世代の方にその説明をするシーンもありました。
22時解散。
外は雪がいい降りとなっています。
根知山寺延年保存会の皆様、気を付けていってらっしゃい!


2015/2/25 追記:
新雪積もる20日の朝に根知を出発し、21日午後の東京での本番後、夜中1時近くに戻ってくるという行程でした。
青木孝至区長からは後日「1泊3日できついスケジュールでしたが無事成功に終わってホッとしています。とてもよい公演となりました。」 とのお話しをいただきました。
2/24付の糸魚川タイムスでは一面で紹介されています。大盛況で、その日一番の拍手と笑いの渦が出来たとのことです)

記事:近藤(集落支援員)


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