講師は、レンタル玉橋の青木孝一さん。
昔は、どこの家にもあった一斗缶で作られた「箕」。もみを掬ったり、豆を選ったりするのに便利ですよね。
ところが最近はもうこれを作れる人がいなくなってきました。廃材に息を吹き込みよみがえらせるこのすばらしい技を是非体験してみたくなり、今回は5人が青木さんに弟子入り(?)しました。
☆空き缶で作る「箕」の工程☆
今回は、オイル缶を使います。1つの缶で、一斗缶なら2つ、オイル缶なら1つ出来ます。
まず、オイル缶の上を開けて、さらに一面を切り取ります。
そのあと、縁のバリ取りをして1.5センチ間隔でドリルで穴をあけます。
縁を叩いたあと、角を丸くして。
縁にする竹のはかまを取ります。この竹はネマガリタケです。この竹が、ちょうどいいものがなかなかないんだそうです。固すぎても柔らか過ぎてもうまくいかないそうです。
それを、曲げていく作業。折らないように丁寧に曲げていきます。
この加減がなかなか難しいです。経験でしょうね。
今度は、一番難しい所。竹を中心で2つに割ります。
ポイントは両刃の刃物。最後まできれいに割れるかどうかが難しい所。
さらにしならせた竹を、缶の淵に乗せて仮止めをしていきます。ここまで、出来ればほぼ完成です。
あとは、22番の針金で穴を通して締めていきます。
一通りの説明を聞いた後あとは、それぞれで挑戦です。
何とか全工程を、終え満面の笑顔の参加者の皆さん。とっても楽しかったそうです。
青木さん作の「箕」。花柄のかわいい缶でも作れるということなので、今度トライしてみたいと思います。!(^^)!
by nechiko
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