北小谷の土谷地区にて
水仙街道まつりが開かれました。
土谷地区は国道から入り、踏切を渡った入口から奉納温泉までずーっと水仙が沿道を彩っています。それは見事な水仙街道が見られます。
根知地区と土谷地区は、根知のサボっテンの会のメンバーや土谷の各種活動をしている女性の皆さん方が交互に訪問しあったりと、数度の交流を続けています。
※他地域との交流はとても刺激的で気づくことが多いと好評です。
今回は根知から8名が訪問しました(^^)
今回のおまつりでは土谷地区の中心にある中通公民館を主会場に、公民館の1階で味噌だれそばや手作り山菜料理、漬物などがふるまわれ(これが本当に豪華!!)、マイクロバス2台での土谷巡回案内が行われました。
参加費は300円です(引き換えにそば券が配られます)
中通公民館の2階、所せましと様々な手作り工芸品などが展示、販売されています。
※販売といっても儲けを考えていない価格設定。100円や200円などの魅力的な品が沢山展示されていました。伝統のぼろ織の品もとても考えられない価格です。
ぼろ織のマフラー、スカーフ等々。この魅力的な色合いの品を一人で作ったおばあちゃん、
ちょこんと座っていました。お話しをお聞きします。
他にも本当に様々な品ぞろえ。これだけでもずーっと楽しめます(^_^;)マイクロバスでのガイド付きの水仙街道観覧。
ちょくちょくとまって、わかりやすい案内を聞きながら水仙の見事さ、山々の美しさ、土谷の自然を堪能します。(いや~本当に贅沢な旅だなぁ・・・、とこのとき大満足でしたが、このあと驚きの振る舞い、おもてなしが・・・)
今日は暑いくらいの陽気。バスでは窓を開けて過ごします。
奉納温泉集落の入口です。
この梨の木は今も毎年梨をならせるそうです。
奉納温泉は昨年2014年の11月22日の長野県北部地震(長野県神城断層地震)で、土谷地区で一番大きな被害があったのが奉納温泉集落でした。
※奉納温泉は今でも休業中となっています。
観覧はここでUターンし、会場の中通公民館に戻りましたが、途中途中で地震の傷跡がみられました。
公民館に戻ると、食事となります。
はじめに渡されたそば券をもって並びます。
そばには辛い大根おろし(ねずみ大根)と普通のおろし(シナ大根)の2種類揃え(^^)
小谷村長も駆けつけて挨拶をされていました。
それにしてもこの御馳走!
参加費300円でバスの観覧があって、手作りの味噌だれそばと地元の自家製の漬物、煮物、山菜天ぷら、おにぎり、おこわ、・・・すごすぎます、これは。
根知からの地元参加者も驚きを隠せない様子でした。
儲けることが目的ではなく、おもてなしの心が伝わってきます。感動しながらおなか一杯いただきました。味もどの料理も絶品です。
大満足、感激の料理を堪能したあと、再び2階へ。
これも、これも欲しい・・・100円の草履細工を2つと、アクリルの帽子かざり2つと、ラベンダーポプリ入りのかわいい袋2つと・・・沢山買ったのに900円。
※あとでお聞きした話ですが、こちら主催した地元のみなさんは儲けを考えない価格設定だったそうです。
この袋。新聞紙を使った手作りの手提げ袋。
買い物をするとこの袋に入れてくれます。なんだかとってもおしゃれな気がします。
まだまだゆっくりしたくなる居心地の良い素敵な水仙街道まつり
車の都合上、根知からのメンバーはお昼で戻ります。
昨年、根知の観覧ツアーに参加していただいた方々も声をかけて下さり、
一緒に記念写真となりました(^^)
※↓昨年の根知ツアーの様子
小谷村のみなさんとの交流会
帰る車中、根知からの皆さんからは「私たちもがんばらんとねぇ~」と感動、感心しきりの様子でした。
私は、おもてなしの心ってこういうことを言うのだろうなぁと、あたたかい、てうれしい気持ちになった自分を感じなから、大変大切なことに気づかせていただいた日となりました。
土谷地区の皆さん、ありがとうございました。また来年来たいです(^^)。今度は家族できます。
※今回の投稿は集落支援員としての視察メモなのか、個人的な楽しんだ感想なのかわからないものとなってしまいました(いいのかな…) とても素敵なおまつりでした。
記事:糸魚川市集落支援員(近藤)
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