日中、準備が終わった各集落のサイの神を取材しました。
※本日実施するのは、根小屋、東中、上野、栗山、和泉、上野山、上横、です。
※1/12,13に終わった集落
別所、山口、稲場、大神堂、大工屋敷、山寺 ※山寺のみ1/13実施。
それぞれ特徴のあるサイの神でした。
上野です。
上野では、準備を終わった方がいらして、少しお話しをお聞きできました。
・午前中に準備が終わった後、その場でお酒を飲むそうです。
・藁が不足していて、藁を使ったさいの神の実施がどこでも難しくなっている。上野ではこの斉藤さんの4反の田んぼで、さいの神のために天日干しをして藁を確保しているとのこと。
・上野では少し変わった束ね方をしている。中に昨年のしめ縄やお飾りなど燃やすものを詰めて、藁で包み、しめ縄の長いもの(このために何人かで編む)でしっかり縛る。火がついて、この縄が切れたときにパッと勢いよく広がり、これが見事とのこと。昔は子供たちがきそって雪球で縄に投げ、切れて広がる、ということをやっていたが、上野に子供たちがいなくなり、今はやっていないとのこと。またさいの神の上部に竹を使うのは、燃えるときのパチパチ音を楽しむためと、子供たちの書初めを結びつけて、燃えたときに高く燃えると字が旨くなるという伝統から、とのお話しでした。
近くで見ると、中にしめ縄などがしっかり入っていました。
※13:00頃に始めて、14:00にはほぼ完了しているという手際のよさ。
東中です
親子2つのサイの神でした。
アップです。
和泉です
和泉のサイの神を少しアップで
栗山です
※栗山では藁ではなくカヤを使っているそうです。
栗山のサイの神のアップです
根小屋です
燃やすものが沢山おかれていました。
それぞれの集落ともに19時ごろ点火されるとのことです。
記事:集落みまもり隊(近藤)
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