2016年1月28日木曜日

エマさんコラムVol.06 「真冬の楽しみ方」

真冬の楽しみ方

明けましておめでとうございます!今年も、どうぞよろしくお願いします。
今年は近所の方がたから手作りおせちをいただいて、とても嬉しかったです。興味深いのは、根知のおせちは都会のようにあまり「おしゃれ」ではありません。むしろ、冬まで持つ野菜や乾燥された山菜など、正に地元の料理の感じに関心しました。魚類もあまり入っていないことに驚いたのですが、海が遠くなくても、昔の冬にはきっとなかなか行けませんでしたね。
そしてこの時期になりますと、さいの神が楽しみです。やはり一番寒くて暗い季節には、人間が大きな火を焚いて大騒ぎしたくなるでしょう。両親が住んでいるスコットランドではお正月が重要な行事であり、ケイリーという民族舞踊ダンスパーティで真夜中まで楽しんで、そしてAuld Lang Syne(日本でよく知られる「蛍の光」・・・)を皆で歌います。近所の家に「初踏み入れ」として周り、石炭を渡す習慣もありました。今年も燃料も他の必需品も溢れるように、という意味だったようです。


イギリスのキリスト教が到着する前の古い宗教には、「ユール」という冬祭りもあり、大きな丸太を燃やしたようです。数百年前までその伝統が生き残ったですが、今は煙突のある家が少ないので、消えてしまいました。ただ、ヨーロッパ諸国には未だに丸太の形になっているケーキを食べています。
ケーキといえば、前回書いたクリスマスケーキの写真をつけます!
Emma Parker (エマ・パーカー)

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