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2015年7月10日金曜日

◆「ミニねち」企画があります!8月7日(金)~9日(日)まで(^^)

昨年度、根小屋を中心に地域づくりの調査活動をされた横浜国立大学のスタッフが根知を舞台に「ミニねち」企画を87()9()で行います。

「ミニねち」とは「ミニ・ミュンヘン」の根知版です。
ミニ・ミュンヘンはドイツで行われている試みで、7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」です。8月の夏休み期間3週間だけ誕生する仮設都市で、子供たちは仕事を見つけ働き収入(「ミミュ」という仮想通貨)を得て、生活をします。税金も払います。
子供たちの手で社会を営み様々な体験を通して学ぶという企画です。
※参考ミニ・ミュンヘン研究会」

今回の企画の実施要領が大変わかりやすく魅力的な内容なので転記します。
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1.趣旨

今回、根小屋を中心とした根知の地域活性化策として、「ミニねち」を企画しました。「ミニねち」は、夏休みの数日間を根小屋の方々のご協力のもと、都会に住む子どもと大人が、様々な体験を通して、生きる力をはぐくむことを目的としています。都会では、自然とふれあう体験が少なく、体験不足の子どもの問題が浮かび上がっています。そのような中、豊かな自然環境の中で、「遊び」と「仕事」を通じて、地域のこどもや大人との交流は、子どもの健全育成のためには、欠かすことのできない生活体験であると考えています。次世代を担う子どもたちが「ミニねち」を通して自然や文化に触れることによって健全に成長することを願っています。「ミニねち」では、自然の中で普段の暮らしにある「衣食住」をどんな風にかなえていくかを実際に体験してもらうことにあります。もちろん、自然の中で過ごす体験ですから、自然そのものに興味を持ってもらうことは大切です。しかし、普段と違う自然環境の中で、自分自身が「自然の中で生活する力」を備えていることに気づいて欲しい…そして、その発見から自然を大切にする心や、生活の中で工夫をするための知恵を育んで欲しい、と考えています。きっと「ミニねち」を体験するうちに、子どもたちは自分たちが持っている力に気づき、足りないものを知ることでしょう。そして、その気づきこそが未来を切り開く力にもつながるはずです。
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今回は神奈川県在住の3歳から中学生までのお子さんとその保護者20名程の方が参加されるとのこと。
素敵なミニねちツアーとなりますように(^_^)

2015年5月23日土曜日

第2回の姫川流域懇談会が開かれました。根知、小滝、今井、大野地区の代表メンバーが小滝に集まりました。

5月23日(土)
小滝公民館にて第2回目の姫川流域懇談会が行われました。
参加者は、今回も小滝・根知・今井・大野から各5,6名が参加。今回は各地区の公民館長にも声をかけ、さらに充実した姫川連合での地域づくりの可能性について話し合われました。
1回目の様子はこちら→姫川流域交流会

16時から参加者同志の自己紹介から始まり、
・各地区の課題、想いなどを資料をもとに発表
※根知地区からも7名が参加。振興協議会の事業計画を中心に紹介し、活発な話し合いの一翼を担いました。
・全体で今後の流域の発展のための協力について話し合い
等の中身の濃い、熱の入った内容となりました。
また、1回目同様、富山県の南砺市の「地域づくり交付金」(住民を主体とした地域内分権の取組みとして使い道は各住民自治に任せる制度)などの参考情報の紹介もありました。

これからの地域づくりのための活発な話し合い。

2015年4月19日日曜日

平成27年度 根知振興協議会定例総会 および 根知防災会定例総会

平成27年(2015年)
4月19日(日)(13:30~15:15)
根知地区公民館2階にて、
平成27年度 根知振興協議会定例総会が行われました。
会長あいさつ、来賓祝辞(斉木市議会議員)、議長選出と続き、議事も速やかに進行しました。
※議事内容については4月25日発行の振興協議会ニュースをご覧ください。
今回は、議事の中にあった第5号議案「諸団体より報告ならびに発表」と第8号議案「27年度振興協議会新正副会長あいさつ」のところを紹介します。

■第5号議案「諸団体より報告ならびに発表」
※各団体の代表から数分ずつ発表がありました。

1.根知地区公民館
館長からのあいさつのあと、主事さんによる活動報告がありました。
2.根知建設期成同盟会
3.顧問:ひすい農協姫川支店
昨年のJA改革についてのコメントがありました。
4.根知小学校
校長先生より昨年の活動の報告や、地域の御協力への感謝が延べられました。
また今年度の活動として7月11,12日で防災キャンプをすることが報告されました。
5、糸魚川市消防団糸魚川方面隊第8分団
分団長による報告がありました。
6、日吉神社
日吉神社総代より報告がありました。
7、根知地区防犯連絡会議
8、糸魚川地区交通安全協会根知分会
9、根知老人クラブ連合会
連合会長より報告がありました。
上根知をエリアとする永寿会が、役員のなり手不足により解散したことが報告されました。
10、塩の道資料館
年間利用人数等、活用状況について報告がありました。
11、根知圃場管理委員会
12、根知小滝地区青少年健全育成協議会
13、根知恵の会:じろの会
14、根知恵の会:サボっテンの会
サボっテンの会が「平成27年度 都市緑花功労者新潟県知事表彰」に選ばれましたことが報告されました。
15、根知恵の会:ちゃんまいろの会
今年は4月26日からスタートすることが報告されました。
また、ちゃんまいろの会で売る商品が不足していること、どなたでも年会費1,000円で商品を出せることなどが説明されました。
 16、社会福祉協議会根知支部
17、おててこ会館管理運営委員会
※代表の代理の方が報告しました。
18、雨飾山麓しろ池の森管理組合
19、農・水・環 根知なから隊 / (株)糸魚川シーサイドバレー / (有)雨飾温泉
20、(株)小田島建設
21、(株)山伸
22、顧問:糸魚川警察署根小屋駐在所
駐在所長さんより「お酒を飲んでの運転」「無免許」これだけはくれぐれも気を付けてください、とのお話しがありました。
23、根知の未来を考える会

■第8号案:27年度振興協議会新正副会長あいさつ
新会長よりあいさつがありました。
根知の大きなテーマとして「公営水道の導入」「中山間地直払い制度対応」のお話しもありました。

根知振興協議会定例総会のあとは、引き続き根知防災会定例総会が行われました。
(15:30~16:15)
※内容については4月25日発行の振興協議会ニュースをご覧ください。
26年度会長より議事報告がありました
以上、事務局より

2015年4月13日月曜日

ご参考:研修報告 妙高市の燕温泉地区での地域づくり会合

集落支援員 近藤(根知地区担当)が、
妙高市の燕温泉地区で行われた、有志の地域づくり会合に参加しました。
その時の内容をご報告いたします。皆様の参考になれば幸いです。
※特に後半の地元の方々の数十年におよぶ努力については、根知地区に負けない地域愛と活動に頭が下がりました。またこれだけの魅力的な自然や資源、そして活性化への努力があっても、人口減、過疎化の流れをとめられないという現実の厳しさを改めて感じました。
以下、メモです。

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日 時:2015/04/11 (土)
会 場:妙高市 燕温泉 ホテル花文
時間:15:00-01:00
時間内訳:
・15:00-17:00(移動)
・17:00-17:30(情報交換)
・17:30-20:30(会合)
・20:30-23:00(懇親会)
・23:00-01:00(移動)

内容:
①獣害駆除、ジビエ活用、自然保護の視点による地域活性化についての会合
②燕温泉地区の地域づくり活動を中心とした意見交換会(懇親会)

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□前半の会合(17:30-20:30)
出席者
中越防災メンバー、「新潟移住女子」メンバー、復興支援員さん
森のようちえん園長、妙高地域サポート人
糸魚川市集落支援員 近藤

復興支援員さんの話 概要
・川口の地域活性化の一つとしてジビエを活用した加工食品やレストランを模索している。「yamakawa_san」という団体を立ち上げた。
 →この団体はジビエを活用したイベント、産業おこしを目的としたもの。名前の由来は、山、川、太陽で山と川の暮らしに光を!というイメージで作ったもの。
・このグループを立ち上げたきっかけは、復興支援のイベントで川口のベテラン狩猟者の方から、シカやイノシシやウサギの燻製、煮込みや様々な料理が試食としてでて、その驚きのうまさから。また、糸魚川市出身で東京でジビエ料理をやっている株式会社ブーシェリー代表、神谷英生さんも川口のジビエの質をほめてくれた。これらをきっかけに団体を立ち上げた。

中越防災メンバさん
※「yamakawa_san」の話中心
・「yamakawa_san」は今年から積極的にイベント活動をしていきたい。復興支援の仕事と重なるところが多い。ジビエのイベントを昨年経験して、やはり実行部隊と参加者双方が喜べる魅力的なイベント、活動である必要を改めて感じた。昨年のジビエイベントはほんとうにその美味しさ、料理方法の斬新さに驚いた。こういう感動が地域づくりには必要だと思う。

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□後半(20:30-23:00)は懇親会となった。
ここから、以下の地元燕温泉地区の方々4名から参加していただいた。
以下主な話

燕温泉全体
・現在地に温泉街ができて120年ほど。その始まりは伝説として弘法大師の発見とされる。
・現在は5軒の旅館と2軒の商店。30年前(バブル期)がピークで8軒の旅館、2軒の商店があった。
・燕温泉には山岳スキー場があった。運営はコクドで2005年に経営難で閉鎖。それからは一気に観光客がへった。
・今は夏のほうが冬よりも観光客数が多いくらい(スキー場があったときは冬のほうが圧倒的に多かった)
・(地元の方のお話しをお聞きすると)燕温泉は山岳スキーとの関連が非常に強いようだ。全国の大学のスキー部、山岳部が合宿所として燕温泉を利用(長期滞在)し、地元の方々はその大学の先生方からも多くの教育を受けて育ってきている。
 →そういう意味でもスキー場がなくなったことは大きな影響を与えているようだ。

以下、地元の皆さんからのお話し。
・これまで様々な生き残り策をやってきた。懇親会で出てきた絶品のワイン、ブドウジュースは二人手作り。山ブドウを栽培して作っている。商品化しようと相当がんばったけど上手くいかなかった(詳細省略)。そのため今は燕温泉の料理の食前酒に出す程度。
・温泉の温水を利用した山菜の栽培もやっている。ウドは絶品であった。
※その他、燕温泉地区の地域運営(水回りと地すべり、妙高山登山口の草刈り人足、登山道整備等々)が高齢化で年々難しくなっているお話しをじっくりお聞きできた。
・(若手の方)営業や広報を手掛けたい。旅館個別ではなく燕温泉全体で一致団結して生き残りのための策をうっていきたい。

その他全体
・今、雪を集めて、7月に雪のイベントをしようとしている。周りのスキー場などでは失敗(7月まで雪が残らない)しているが、なんとかやってみたい。
※本当にぎりぎりのところで頑張っている様子が痛いほど伝わる。

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全体所見
・今回の会合は、特に後半の燕温泉の方々が参加してからのものが非常に印象にのこった。また貴重なお話しをお聞きでいた。
・燕温泉地区も典型的な中山間の過疎地域。糸魚川と大きく異なるのは農村ではなく純粋な温泉街であり、観光収入がほとんどを占めるところであること。そのなかで山ブドウや山菜などの栽培、商品開発を行っていることも注目できる。
・糸魚川と共通するのは、大変魅力的な自然環境をもっていること。燕温泉地区はその温泉自体も魅力であるが、妙高山の唯一の登山口でもある。そしてこのような魅力的で売込みできる資源があるにもかかわらずかなりの過疎化、衰退が起こっている。
・日本の中山間地域の復活は、今までの延長では無理だろう。今の日本の状況をしっかり認識した上での動き(人口減は数十年前からあった。その上今は経済的停滞・低下する方向が加わっている)とは別の視点でブレイクスルーを見つける必要がある。
 →個人的にはブレイクスルーは見つけている。それは昔からある手法であるがどこもほとんどやってこなかったこと。それは地元の一人ひとりに地元の情報を平等に流し続け共有する(テレビや全国紙の情報より地域の情報を皆が求めるような質が必要)ことと(必要条件)、その上で世代を超えて直接会って話す機会(できたら時間制限なしの)を月に一度以上設けること。これを3年続けた地域は大きな変化をとげるだろう(その変化を土壌として、その地域に必要な地域活動が自然発生的に生まれてくると考える)。

以上
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2015年4月3日金曜日

他地区紹介:地域手作りの集まり 北小谷土谷集落での「縄ない」藁仕事の交流会!

3月25日に北小谷の土谷集落にて、「縄ない」の地域の集まりがありました。
土谷地区には「ひなたっこの会」という未就園児をもつママのサークルがあり、もう何年も活動を続けています(畑を借りて野菜を作ったり)。
そのサークルのママさんたちの声から、集落全体でのイベントが開かれました。
※土谷集落(80世帯200人)では、先日も米粉を使った「やしょうま」という長野県では北部の地域を中心に昔から、毎年春になると作られているおやつを集落みんなで集まってつくるイベントを開いたりと、地元の方々が集まって楽しむ活動が続いています。
※土谷地区は昨年の地震で大きな被害があった集落です。
※土谷地区は4月22日に「水仙街道まつり」を開きます→こちらもご覧ください

「縄ない」の集まりの様子をおききしました。とても素敵な集まりだったようです。
地元土谷地区(中土)の集落支援員さんが投稿したfacebookの内容をご紹介します。

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前々からママさん達から「縄ないをしてみたい!」
と声があり、その呼びかけに地域のおじいちゃん達が応えてくれました!!!
当日はなんと口コミだけで子どもを合わせて36名もの参加があり土谷産の野菜・豚肉・鹿肉を使ったカレーも振る舞われました。
講師のおじいちゃん達もにっこにっこで若い世代の方達と話も弾んでいたようで「楽しいな~しめ縄作る頃もう一回やるか~」という声が聞こえてきました♪
小さな子どもを見ながら縄ないを教えていただくのはママさん達には大変かなと思っていら子どもが好きなおばちゃんが子どもと遊ぶ係りになってくれ、料理が好きなおばちゃんは お昼作りの係りになってくれ参加者みんなが楽しめる集まりになりこれまた感動しちゃいました。
村外から来たママさんは、「自分の住んでいる地域にはこの様な集まりがないんです~いいですね~」とおっしゃっていました。
地域の小さな活動に時間をかけながらじっくりコツコツと交流や伝統文化の継承が行われ始めています。
私もこの環境を大切にしていきたいなと感じました。
 最後はポン菓子をおじちゃんが作ってくれ子ども達も大喜び。
そして子ども達もなった縄で大縄跳びや、電車ごっこ、引っ張り合いっこ、をして遊びの天才になっていました\(^o^)/
 青空が綺麗なとても素敵な一日なりました。
土谷集落支援員 冨永
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以上です。


2015年3月26日木曜日

根知と北小谷の交流活動 大網にて、集落支援員や協力隊の定期情報交換会

根知と北小谷地区(中土、大網)との交流の試みのための、
集落支援員、地域おこし協力隊間の定期交流会
3月25日の午前、大網にて実施しました。

こちらは大網の公民館。少し前までは近くに車を停めておくと、屋根からの雪が危険でした。
雪の量は根知よりあります。
こちらは大網の地域づくり応援団事務所
まだまだ雪に覆われています。
今回は大網担当、中土担当、栂池担当の隊員と情報交換。
これまで交流を続けてきた「花」を繋がりにした交流を検討しています。
帰り道。この姫川温泉の道路側面を流れる温泉。
※個人的にとても魅力的で好きな個所。
温泉卵を作るには少し温度が足りないとのことです。う~ん残念。
匂いと言い、雰囲気といい、とてもいいです。
そして瘡の湯
ここのお湯はとても評判がいいですね。肌の病気にもいいそうです。
※根知も大網も地域づくりのためのプランを策定中です。自然環境の面でも地理的な面でも共通点も多い、隣接する地域。今後も連携を取っていきたいですね。

記事:近藤(集落支援員)