2015年6月15日月曜日

ご参考:糸魚川地区公民館での「新潟県地域づくり巡回講座 2015 にいがた旬塾」

2015年6月15日(月)

集落みまもり隊(集落支援員) 近藤(根知地区担当)が、
糸魚川地区公民館で行われた
「新潟県地域づくり巡回講座 2015 にいがた旬塾」に参加しました。
その時の内容をご報告いたします。皆様の参考になれば幸いです。
以下、メモです。

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日 時:2015年6月15日(月) 19:00-21:00
「新潟県地域づくり巡回講座 2015 にいがた旬塾」

全体構成
1・講演「地域をカッコよくデザインする!~話題のまちに学ぶ発信術~」
 担当講師:長井一浩 氏(NPO法人明日育 常務理事)
2・2015年度地域社会創造事業のご紹介
3・地域づくりの情報交換会
4・「にいがたNPO情報ネット」「さんかくむすび」の紹介
 全体進行:金子洋二 氏(新潟県NPO・地域づくり支援センター代表)


1・講演「地域をカッコよくデザインする!
~話題のまちに学ぶ発信術~」
 担当講師:長井一浩 氏(NPO法人明日育 常務理事)

以下、講師からの内容
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・講師の永井さん(41歳)は三重県松坂市出身。社協職員を10年ほどしていた。現在は富山県の黒部に移住、2年たつ。
・NPO「明日育」は「育つ」をテーマにしたNPO。現在地域おこしとして観光視点でのアピールがそこらじゅうでやっているが、消耗戦。大変厳しい。「明日育」は「自分たちが育つ」「自主財源による独創的な事業を行う」をミッションにしている団体。
・実際の活動の一例を紹介。
波瀬(はぜ)という限界集落で地域づくりのサポートをしている。
①休校している木造の小学校を使って「生きる」を学ぶプログラム。2カ月で1,000人が参加。
②行事、祭りに大学生(関西学院大学)を呼び込み一緒に活動。
③休耕田などを使い「いらっしゃい畑」。クレソンを育ててレストランも。クレソンでうどんなどの特産品を開発。

・この波瀬の例以外に、パークデザイン、人材(地域担い手)育成なども行っている。
・もう一つ。楽しむことが重要。楽しんでやっている人たちにはかなわない。
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2・2015年度地域社会創造事業のご紹介

・今回の主催である「ろうきん財団」による事業紹介。補助金の利用についての啓発説明など。

3・地域づくりの情報交換会

・まず一人1,2分の自己紹介。そのあと若干質疑応答(時間がないのでほとんど自己紹介で終わった)。

4・「にいがたNPO情報ネット」「さんかくむすび」の紹介
※活動団体を登録することで情報発信ができる無料サービス2つを簡単に紹介した。
以下、所見等
・今回の研修は面白い(地域づくりをやっている熱意ある)人たちと合える良い機会であった。他のこれまでの研修より、そのような人が濃い講習会であった。

・時間も少なく、波瀬(はぜ)という限界集落(というか地域)については、そのあとに調べてみて、いろんなことがわかった。
→松坂市にある波瀬地区は302世帯、608人。高齢化率は50%超。
→波瀬地区には「波瀬むらづくり協議会」があり昭和56年7月に設立した波瀬地域開発推進協議会を前身に、平成19年7月4日に住民協議会として「波瀬むらづくり協議会」を設立。
→この協議会は今年3月に地域計画書を策定している。協議会のサイトも大変充実している。
→糸魚川の根知、上早川、下早川、等々と同規模、同高齢化率。活動内容は講演会の内容からさらに充実していた。
→なぜ大学生がこれほど積極的に共働しているのか、なぜ休校している小学校をこれほど活用できるのか、なぜクレソンなどからの地元特産品の活用が継続してできているのか。まだまだこれから調べる必要がある、注目すべき地域だと思われる。
※講師の永井さんもメールに即時返信してきた人であり、少し聞いてみようと思う。

・NPO「明日育」についてはサイトではよくわからない。フェースブックを中心にしているようで、そちらは更新が頻繁に行われていた。(自分はやはりサイトにある程度力を入れてほしいところ。組織の全体構成がみえるほうがよい。日々の活動状況はフェースブックでいいが)。

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以上

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