2015年7月23日木曜日

平成27年上町屋奉納花火大会(大火復興100年記念)

7月23日(木)
上町屋の夏の一大イベント、秋葉社本祭の宵の宮、奉納花火大会がありました。
この花火大会を止めたときがあり、その時に大火が発生したことで花火大会を復活したという歴史があります。
今年はその大火から100年目の節目の年。花火も趣向を凝らしたものとなりました。
当日の様子をご紹介します。
※番外編で花火準備の様子を紹介しています→「」

18:45ごろ
着々と会場設営の準備が進んでいます。
心配していた天気もなんとか持ってくれていますね。
当時はこの燈籠をぶら下げながら秋葉社への参拝に向かったそうです。
現在は会館に飾られています。
19:00
秋葉社への参拝です。集落の役員のみなさん等4名であがります。
昔はここ御所の秋葉社へ燈籠を持って上がり、途中で燈籠を動かして、それを合図に花火を上げていたとのことです。
今は花火を始める前に参拝します。
19:25
もうすぐ花火が始まります。
※今年は雨雲が近づいているとのことで19:30~20:00くらいで花火をあげるようです。
根知の子供達が集まっています。
金魚すくいや、焼きそば、焼き鳥、フランクフルト、たこ焼き、綿あめ、大変充実しています。
そして、な~んと、今年は生ビールのサーバーまでありますよ・・・大火100年だから?いいですねぇ(^^)
19:30すぎ、だいぶ暗くなってきました。
いよいよはじまりそうです。不思議な緊張感…
※そんな中糸魚川タイムス(上越タイムス)さんも取材中(暗くてわかりにくいですが…)
ピュ~~ルルルゥ~
高い音が広場に広がりました。始まりました!
色とりどり、今年も例年のようにすべて種類が異なる、味わいある花火です。
例年と異なるのは、今年はなんとスターマインもありました!
来場された地元の方々から大好評だった今年の花火、
動画でもご覧ください。
これまでの単発だけでなく連続の花火に歓声があがります。

花火の響く中、地元の方とお話しをしました。日々の生活についての想いなどもお聞きします。
印象に残ったお話しの中で「いくつになっても『ハリ』『トキメキ』がほしいねぇ」という声。
つい最近、敬老会がありましたが、そのときの子供達や地元有志による踊り、歌、寸劇、手品。
「昔、若い時は自分も踊りやったりしたけどねぇ。本当は年とってもそういうことやりたいけど、なかなかそういう機会もないんだよねぇ」「いくつになっても張り合いがほしい。年取れば余計にそういうのが必要なんだよねぇ」
上町屋だけでなく根知のあちこちで同じ内容の声をお聞きします。一生トキメキのある生活、とても大切だと思います。

20:00近く
雨が降り始め、どんどん激しくなってきました。
ちょうど花火もすべて打ち上げ終わりました(最後の花火、すごかったですね!)
広場のテーブルなどからみなさん、会館の中に退避です。
糸魚川タイムス(上越タイムス)の記者さんが、花火の撮影されたあと、
会館の中で取材を続けておられました。
お話しされているのは田野さん(根知地区公民館の歴史講座の講師もされていらっしゃいます)
※この時の記事は7/25の糸魚川タイムスの2面に掲載されました。
宵の宮の夜はまだまだ続きました。
会館の中では子供達が大はしゃぎ。相撲を取ったり、鬼ごっこをしたり。
その中で大人たちは今年の花火のこと、大火のこと、様々な話題を語っています。
会館の電気が消えたのは夜中の0時ごろでした。

翌朝は片づけ。
6時に集合、のところ6時には大体片付けは終わっていました。
(早い人は5時過ぎにきて片づけ始めていましたか)
今年の奉納花火大会も大変素晴らしい内容でした。

最後に八川屋さん(花火を実施したお店)からのメッセージです。
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~花火担当、八川屋さんより~
上町屋の奉納花火は今年大火復興100年目という大きな節目を迎えました。先祖から引き継がれた「奉納花火」のお祝いの年にこの仕事ができたことを心からうれしく思います。またこの日はちょうど雨の予報しか出ておらず心配しましたが、打ち上げから約20分間、お天道様は見守ってくださいました。最後の一斉打上げの直後からからザァザァと降り出した様子は、火の粒をひとつ残らず消していくよう・・・まるで大火から村を守ってきた100年の思いをわかってくれていたかのようでした。  今年は30発を1分毎1発ずつ打ち上げていた花火に、星や笛、玉を重ねたり、連続で上げるスターマイン方式を取り入れ演出、100年のお祝いの形とさせていただきました。
根知谷は川もあり、広い土地もスキー場もあり、花火を打ち上げるには絶好の風土なのです。
冬の花火も絶対美しい、上げてみたいと思います。
来年からはまた新たな年が始まると気を引き締めて、上町屋のみなさまのお祭りを盛り上げたいと思います。
※八川屋商店(025-552-1881)
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以上です

記事:集落支援員(近藤)

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