2015年3月4日水曜日

給食サービス 今回は根知小学校5,6年生も配達のお手伝い!

3月4日(水)の午前中、社会福祉協議会主催の給食サービスがありました。
公民館でお弁当を作り、根知地区の高齢者一人暮らし世帯などへお配りします。
料理を作る人も、それを配達する人もすべてボランティアです。(今回は根知小学校の5,6年生も配達をしてくれました)
毎回対象高齢者の皆さんに大変喜ばれているサービスです。

1年に3回(6月、11月、3月)行われるこのサービス。
今年度は2回目にビオラを配りました。3回目は根知小学校の児童も配達に加わります。
それでは、以下に今日の給食サービスの様子を紹介します。ご覧ください。
(長い文章です。お時間のある時にでもどうぞ(^^) )
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朝8時30分から準備が始まっています。
9時過ぎの根知地区公民館前、車が沢山停まっています。
多目的室とその奥の調理室でお弁当の準備をしています。
多目的室のホワイトボードには今日の給食サービスの数やボランティアスタッフの名前などが書かれています。(今日は全部で192名分の準備をします)
大変な熱気(暖房ではなくてスタッフの熱意で!(^^))の調理室(厨房)
毎年3回ある給食サービスは、給食調理スタッフを1班(根小屋、栗山),2班(東中、上野、和泉、大工屋敷),3班(上町屋、稲場、上横、山口、別所、大神堂、山寺)に分け、毎回一つの班が担当しています。3回目である今回は1班のみなさんが担当されています。
11時ごろの完了を目途に、皆さん大忙しで作っています。
今回のメニュー。味にも、栄養にも、見た目の多彩な色にもこだわっています!(^^)
それにしても長机にずらっと並べられた200食近くのお弁当。
多くの種類の食材が、一つずつ並べられて完成していく様子、なんだか芸術的です。
(意識的にお弁当が出来ていく様子、写真に撮ってみます)
調理室に行くたびに、皆さんがやっていることが変わっています。流れるようです。
パスタサラダ
右の図はゆで上げたパスタを冷やしているところです。
最近このあたりにネコが出没するとのことで置いておくわけにいかない、と付きっきりでさましておられます。大変です(^_^;)
こちらはミニトマトを洗っているところですね。
まだまだ水がつめた~い(>_<)。出し続けているとすぐに氷水のようなつめたさに。
※料理はやる人でないとわからない大変さが沢山あります。
ごはんは160グラムにしています。
今回のお弁当の目玉の一つ、いちご。
限られた予算でいかに喜んでいただくか。食材調達にも御苦労されているボランティアの皆さんです。ありがとうございます。
お弁当も徐々に全貌が見えてきました。
一方調理室では、麩の煮物、パスタサラダの盛り付けが行われていました。
今回のお弁当の完成サンプルです(^^) めっちゃおいしそうで、色とりどり、カラフルです!
・5色の色合いにこだわりました。
・お漬物はもちろん全部自家製。
このとき10時30分ごろ。
どんどんお弁当ができていきます。
根知小学校の5,6年生が根知地区公民館に到着しました。
料理はすべて完了。みんなで盛り付けの最後のスパート中です。
視聴覚室では根知小学校の児童たちと源馬館長がお話し中。
今回は根知小学校の全校生徒が書いたお手紙がお弁当と一緒に配られます。
※何枚か読ませていただきましたが、心のこもった素敵な手紙でした。
※教頭先生におききしたところ、昨年秋に小滝での給食サービスに児童たちがいって大変な歓迎を受け、高齢者の方々の様子をみて、児童も何か感じていたとのことです。今回の手紙もガラッと内容に変化があったとのことです。
 また、給食サービスのお手伝いは地域との交流の面でも児童たちの教育の面でも大変良い機会なので、来年以降もお手伝いさせていただきたい、との思いをおききしました。
完成したお弁当からカバーをかけ、手紙をおいて、その上に献立の紙を載せてゴムをかけます。
5,6年生も手伝います。
献立ものせたお弁当は、まとめられて、配る地域ごとのかごに入れていきます。
これが今回のお弁当完成形!(^^)
献立の下に見える水色の紙は、根知小学校の子供達のお手紙です
11時すぎ、配達ボランティアの方々が集まってこられました。
社会福祉協議会長、駐在所長、民生委員等の方々の姿も見られます。
配達ボランティアは、根知全域から募った完全なボランティアスタッフです。給食製造のスタッフの皆さんと同様、頭が下がります。
11時20分ごろ
セットが完了した地域から配達に出動します。
根知小学校の5,6年生も担当地域が決まって(根小屋、東中、上町屋を担当)、
いよいよ出発します!
春のような陽気。
次々に車が出ていきます。お気をつけて。
※上町屋部隊の様子を取材します。
3人の6年生女子。一軒ごとに一人ずつ交代でお弁当をお家に配ります。
「こんにちは、根知小学校です」と最初は慣れない小さな声で入っていく児童たちです(^_^;)
「おまんた、根知の子かね?」はじめはびっくりした顔の方もいました。
屋号を言って自己紹介すると「あ~わかった、大きくなったねぇ~。」
そして、みなさんとても喜んでおられました。
とっても気持ちの良い青空の下
児童たちもなんだか慣れてきた様子。どんどん進みましょう!
あるお宅では外で待っていてくださいました。(なんだか胸にグッときてしまいました)
一緒に写真を撮らせていただきます。
これからもずっとお元気でいてください。
「ん~どこの子だ?お~なしの木!昔、御前山の盆踊りによういっとったわ。そのときなしの木を通ったもんだわ」 
時間があれば、沢山の貴重なお話しがお聞きできそうです。う~ん、聞きたいな。
駒ヶ岳ももう春の姿のような…気持ちがいいです
いよいよ9軒目のお家。こちらも直接お渡しすることが出来ました。
こころを込めて作ったお弁当です。どうか、ずっとお元気でいてください。
無事上町屋のお弁当は全て配り終えました。
ここで配達ボランティアの方と根知小学校の児童はお別れします。
児童たちから配達ボランティアの方にお礼の言葉。
みなさんお疲れ様でした。
12時ごろ。
配達もすべて終わり、給食ボランティアの方もお昼です。
はじめに社会福祉協議会長から労いのお話しがされ、みんなで「いただきます」
8時30分から12時まで、様々な作業を流れるようにこなされていました。お疲れ様でした。
今回の給食ボランティア(1班 根小屋、栗山)の皆さんです。ありがとうございました。

今回、実際に配達の様子も取材させていただき、予想以上に高齢者の方々が楽しみにしていることがわかりました。
また、小学校の児童たちと地域の大人たちとの交流という面でも非常に有効で大切な場になりうると感じました。
そして、最後に給食ボランティアさん、配達ボランティアさんがいるからこそ成り立つこのサービス、あらためて皆さんの想い、心意気に感謝です。

記事:近藤(集落支援員)

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