2014年7月25日金曜日

皆さんにインタビュー 201407-① (振興協議会ニュース2014年7月号より)

※以下、振興協議会ニュース2014年0725号の内容を掲載しています。
※私(集落みまもり隊)が初めて訪問したお家(吉川さん)に1年ぶりにお伺いしたときのお話しです。今本当に必要な地域活動はなにか?考えさせられました。紹介します。

インタビュー
吉川正雄さん (84歳 栗山在住)※7月17日、ご自宅にて。
------ これまでのことを
・自分の青年時代(S20年代)は、ここは根知村。集落内で自転車は2,3台しかなかった。夜の間だけ借りて、友人5,6人でガタガタ道を糸魚川の映画館に行っていた。当時は自家用車なんて想像できなかった。わずかの間に驚くほど時代は激しく変わった。本当に豊かになった。
・昔は1日働いて米2升。今は30キロ買える日当が出る。
・破れた服は恥ずかしかったが、今はファッションになっている。不思議なもんだねぇ。
・10数年前、牛を扱うのをやめた。北海道をみて、もう牛をやっている時代じゃないと思った。
------ 今の根知、日本をみていかがですか?
「地元根知で食っていけるための仕事がなければ衰退するのは仕方がない。」
 日本全体の大きな流れを見ないと、地域活動、活性化、といろいろやってるけど、(言っちゃ悪いけど)効果ないよ。
------ 今、やられていることは?
・50年以上前、山の畑の横に10㎝程の小さな木が生えていた。その木が今では抱えきれない大木になっている。小さな木を将来活かされるようにと植えて、見守っている。楽しいよ。こういうのは、自分で関わって、育てて、見守って、とやってみないと興味は持てないんだろうね。
~以上~
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現状を冷静に見て、同時に次の世代のための活動をされている吉川さんの想い。肝に銘じて活動したいです(記事:集落みまもり隊 近藤)

※集落取材やインタビューについてのご意見をいただければ幸いです。事務局(公民館内)まで。

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